矢崎節夫と読む金子みすゞ第三童謡集さみしい王女

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矢崎節夫と読む金子みすゞ第三童謡集さみしい王女

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  • サイズ 新書判/ページ数 151p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784882843047
  • NDC分類 911.58
  • Cコード C0095

内容説明

みすゞの遺稿を発見し、再び世に送りだした矢崎節夫が第三童謡集『さみしい王女』から60編を選び、わかりやすく鑑賞。

目次

世界中の王様
芒とお日さま
橙の花
空いろの帆
仙崎八景
鯨捕り
波の子守唄

著者等紹介

金子みすゞ[カネコミスズ]
本名、金子テル。1903年(明治36)、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大津高等女学校卒業。大正末期から昭和の初期にかけ、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで称賛されながら、1930年(昭和5)、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て出版された

矢崎節夫[ヤザキセツオ]
1947年、東京生まれ。早稲田大学英文学科卒業。童謡詩人佐藤義美、まど・みちおに師事し、童謡・童話などの世界で活躍。82年、童話集『ほしとそらのしたで』(フレーベル館)で、第12回赤い鳥文学賞を受賞する。また、童謡詩人金子みすゞの埋もれていた原稿を見つけだし、『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版、以後その作品集の編集・出版に携っている。2003年より「金子みすゞ記念館」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaon

2
童謡集だし小学生向けなのかな?矢崎さんの解説つきで、もちろん大人も楽しめる。昔の情景でイメージしにくいものもおかげでわかりやすい。忘れていた子どもの心を思い出せる作品がたくさん。解説にあった、みすゞさんのお母さんが残したという「ひとつのものを見たらそれに合う多くのことばを考えるといいですよ。自分が一番嬉しいことばを使うと素敵です。」と言う話が素敵だった。童謡はことばで絵を描く詩、ですって。2016/06/07

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