出版社内容情報
歴史や土壌、地勢や気候、日本でなぜこれほど人気があるのかなど、チリワインの全てと知らなかった新たな楽しみが詰まった一冊。チリワインの世界各国への輸出量のうち、第一位はアメリカ、第二位が英国、日本は第三位で、チリにとっても重要な輸出国のひとつになった。
日本への輸入ワインは長年第一位の栄光の座を占めて来たフランスを抜いて第一位になった。
なぜこんなに日本人に受け入れられたのか?その理由は安いだけ?品質は?農薬は?衛生面は?味は?
チリワインを飲んだことはあっても、その歴史や土壌、地勢や気候など、今まで気にもしてなかった人への新たな楽しみ方とチリワインの全てが詰まった一冊。
手軽に買えるチリワインは、ワインの種類が豊富すぎてどれを選んだら良いかわからない!
本書はそんな方のために、各ワイン生産地の特色から70の主要ワイン生産者までも網羅しているので、知っていると日々のワイン選びにも役立つ。
はじめに
チリという国―地勢と気候
チリワインの歴史
ブドウ
ワイン法
ワイン生産地大区分
北部 ピスコの国
中央部 セントラルヴァレー(ワイン王国)
南部 ビオビオ
アコンカグア ACONCAGUA VALLEY
カサブランカ CASABLANCA VALLEY
サンアントニオアとレイダ SAN ANTONIO & LEYDA
マイポ MAIPO VALLEY
ラペル RAPEL
カチャポアル CACHAPOAL VALLEY
コルチャグア COLCHAGUA VALLEY
クリコ CURICO VALLEY
マウレ MAULE VALLEY
南部 ビオビオ
イタタ ITATA VELLEY
ビオ・ビオ BIO BIO VALLEY
マジェコ MALLECO VALLEY
旧来の生産地区分に対する新動向
主要ワイン生産者
チリワインの文献
ワイン用語
知っておくと便利(チリのワインと食事のための用語)
山本 博[ヤマモト ヒロシ]
日本輸入ワイン協会会長、フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員、弁護士。永年にわたり生産者との親交を深め、豊富な知識をもとに、ワイン関係の著作・翻訳を著すなど日本でのワイン普及に貢献する。主な編集所に『ワインが語るフランスの歴史』(白水社)、『フランスワインガイド』(柴田書店)、監修書に『新版ワインの事典』(柴田書店)、『ワインの事典』『地図で見る図鑑世界のワイン』『FINE WINEシリーズ シャンパン』『FINE WINEシリーズ ボルドー』(いずれもガイアブックス)。
内容説明
広大なアンデス山脈から流れる冷気と自然の海風を受けたワイン。今やフランスワインを抜いて、国別輸入量No.1!コストパフォーマンスに優れ、日本で一番親しまれているワインに急上昇。新世界のエースともいえるチリワインについて1冊にまとめた日本で初の書。
目次
第1部 チリワインの概要(チリという国―地勢と気候(概説)
チリのワインの歴史
チリのブドウ
チリのワイン法
ワイン生産地区
旧来の生産地区分に対する新動向)
第2部 主要ワイン生産者と用語集(主要ワイン生産者;チリワイン参考文献;知っておきたい用語)
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
1931年横浜生まれ。弁護士。日本輸入ワイン協会会長。世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員。2008年にはフランスの食文化に著しく貢献した人物に贈られる「ザ・フレンチ・フード・スピリット・アワード」受賞
遠藤誠[エンドウマコト]
1962年東京生まれ。学習院大学卒。日本輸入ワイン協会事務局長。アカデミー・デュ・ヴァン東京校講師。コマンドリー・ド・ボルドー(ボルドーワイン騎士団)東京支部評議員。シュヴァリエ・デュ・タートヴァン(ブルゴーニュワイン騎士団)騎士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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