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内容説明
プラトー(停滞期)なんてあり得ない!最新の脳科学研究結果による完全機能回復マニュアル。
目次
第1章 脳卒中後の回復に不可欠な必須事項
第2章 回復のためのヒントと策略
第3章 回復への事前投資
第4章 お薦めの治療オプション
第5章 回復に必至となるエクササイズ要素
第6章 回復に向けた戦略
第7章 痙性のコントロールと除去
第8章 モチベーション:回復に必要な燃料
第9章 回復をサポートするマシーン
著者等紹介
レビン,ピーター・G.[レビン,ピーターG.] [Levine,Peter G.]
「Synaps Together」のディレクターとして、大脳皮質の可塑性が駆動するための最適なシステムのレポート作成や調査研究に従事。1990年以降、ケスラーメディカルリハビリテーション施設のヒューマンパフォマンス・ムーブメント分析研究施設にて、脳梗塞の特異的臨床研究を行っている。神経運動回復リハビリテーション研究所(NMRRL)、シンシナティ大学のリハビリテーション科学部門の共同ディレクターとしても活躍している。また、NMRRLの顧問でもある
金子唯史[カネコタダフミ]
順天堂大学医学部附属順天堂医院作業療法士。海外で複数回の国際ボバース上級講習会修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yutayonemoto
3
とても良い本。脳卒中患者さんの為の本。アホな(勉強せずに日々の業務を流している)セラピストはご存知無いようなことが網羅的に記載されている。言われてみればどれも当たり前なんだけど,これを全て的確に提供できるセラピストがいれば相当優秀。上肢と書いているけどそんなことない。脳卒中後と書いているけどそんなことない。ちょこちょこある誤訳が全く気にならない程の完成度。翻訳をされた金子先生に敬意を表します。リハビリテーションをうける人にぜひ読んでいただきたい。この本を患者さんが読んでいて嫌がるセラピストは偽物です。2014/05/01
Soshi Mori
1
すごくええ本やと思います。医療従事者だけではなく、むしろ脳卒中当事者に対して書かれているため、わかりやすく、当たり前に大事なことや重要なことが書かれています。医療従事者優位だったと思われる今までの医療に何か変化を起こせるといいなと思います。2014/05/26