内容説明
本書は、有機化学者としての著者が、エッセンシャルオイルが人体に及ぼす治療効果を、科学的に検証した天然素材集である。57種類のエッセンシャルオイルを厳選し、それぞれのオイルを科学的に説明しながら、その特徴や利用法を紹介。エッセンシャルオイルは、私たちの健康にどのような効果をもたらすのか。専門的なアドバイスをまじえながら、エッセンシャルオイルを用いた美容法やマッサージ、頭痛やストレス、かぜ、筋肉痛といった不調への対処法を解説。香りは私たちの気分にどのような影響を与えるのか、私たちにとってどのような意味をもっているのか―嗅覚について幅広く説明。エッセンシャルオイルが世界中で利用されていることに触れながら、香料や香水産業についての話題も提供。
目次
第1部 アロマセラピーとエッセンシャルオイル(人類と芳香植物;植物の収穫からビン詰めまで;チンキからハーブティーまで;香りに秘められた力 ほか)
第2部 エッセンシャルオイル図鑑(シルバーファー(ヨーロッパモミ)
ヤロウ
アンジェリカ
ローズウッド(ボアドローズ) ほか)
著者等紹介
ボウルズ,E.ジョイ[ボウルズ,E.ジョイ][Bowls,E.Joy]
オーストラリアで10年以上もエッセンシャルオイル化学を教えており、現在は「アロマセラピー研究グループ」を共同で設立し、エッセンシャルオイルが人間に対してどのような効能があるのか、研究している。またアメリカ・オレゴン州にあるオーストラレーシア大学ハーブ研究科で、オンラインのアロマセラピー講座も担当している
宮田摂子[ミヤタセツコ]
上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業
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