内容説明
19世紀初頭、ドイツのデュッセルドルフ近郊のライン河畔にある古い町カイザースヴェルトで、今日の看護・医療・福祉の一つの原点といえる活動が開始された。それは、プロテスタントのルター派牧師テーオドーア・フリートナーとその妻フリーデリーケによって開設されたカイザースヴェルト学園である。この看護婦養成所を開設したフリートナー夫妻の生涯を追う。
目次
1 序章
2 テーオドーア・フリートナー
3 フリーデリーケとカロリーネ
4 フリートナー夫妻とその時代
5 カイザースヴェルトとフローレンス・ナイティンゲール
6 母の家とドイツ看護の発展
著者等紹介
河田一郎[カワダイチロウ]
日本大学
榊原正義[サカキバラマサヨシ]
藤田保健衛生大学
川嶋正幸[カワシママサユキ]
日本大学
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