内容説明
花鳥画といわれるように、絵画の中に占める鳥の役割は大きい。四季を彩る野鳥を観察する人も急増している。本書は、小鳥の姿態と特色をつかむスケッチをみっちり学び、枝にとまっている鳥、地面に降りている鳥、飛んでいる鳥、群れをなしている小鳥たち等小鳥の基本描法を懇切丁寧に指導したわが国初の総合学習書である。
目次
基礎描法(姿態と特色をつかむ;観察とスケッチの仕方;枝にとまっている鳥;地面に降りている鳥;飛んでいる鳥;小鳥の描き方;数羽の鳥の構成法)
作例一〇〇
著者等紹介
山田玉雲[ヤマダギョクウン]
1915年岐阜県に生れる。東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業。玉堂、素明、小虎に師事する。前日本墨絵会会長。毎年日本墨絵会展覧会を主催し、2000年、50回展を開催する。前全日本水墨画会会長。2000年、第23回全日本水墨画展を主催し開催する。1955年ユネスコ美術工芸国際会議、1964年パリでの国際美術教育会議にそれぞれ日本代表委員として出席する。1982年紺綬褒章を受章する。1985年文部大臣賞を受賞する。1987年内閣総理大臣賞を受賞する。1989年美濃加茂市より文化功労賞を受賞。1995年独立美術協会より功労賞を受賞する。2000年12月永眠。玉川大学教授を30年間歴任する。著書、論文、多数
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