内容説明
「きみに児童会長になってほしい」オレたちのやってる「なんでも屋」にとんでもない依頼がまいこんだ!
著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県に生まれる。フリーライターとして雑誌や書籍の企画制作などをおこないながら、現代の子どもたちが生き生きと輝く児童文学作品を積極的に発表している。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人
鈴木びんこ[スズキビンコ]
埼玉県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶんこ
35
いとうみくさんは、やっぱり面白かった。いかにもな小5、ワンパクちゃっかり雷太が児童会長に立候補。相手は、こちらも、いかにもな小5計算高くてしっかり者の牧野君。正反対のキャラがいてこそ、世の中面白いってもんだと感じる。毎日通う学校、小学生にとっては殆どの時間を過ごすのだから、楽しくなくちゃね。猪突猛進の雷太を仲間たちがそれぞれの持ち味を活かしてフォローするのもいいですね。色んな人がいても、自然と仲良くなるのがいい。2016/05/08
頼ちゃん
6
雷太の最後の演説が良かった。2020/11/23
えびー
5
熱くていい!小学生のうちは男子はしょうもないところが多いけど、その中にある独特の優しさが上手く描かれている。色々あっても学校が楽しいところだと本当にいいよね!2018/10/29
はゆ
4
成績がいいわけでもなく、先生に怒られてばかりの横山雷太が、なぜか児童会長に立候補することに。仲間が一緒になって選挙活動を頑張っている様子が、いい。そして、最後の演説もなかなかいいこと言っている。2015/05/01
NakaTaka
4
冒頭の軽さ、ズッコケ三人組シリーズに児童会長に立候補したり、なんでも屋みたいなことして友達から料金取ったりというネタあったなあ・・なんてことが頭をよぎり、一瞬興味を失いそうになったが、おやじ風の謎の6年生の登場から、だんだん話が面白くなってきた。軽ーいノリの雷太がホンキで「楽しい学校にしたい!児童会長になって良い学校にしたい!」と考えるようになる過程に無理がなくて良かった。まあ、たいていの学校は牧野クンのような子がすんなり会長だろうし、選挙もやらないことが多いようだけど。2014/12/10