内容説明
思い出はさよならじゃなくて、神さまからの贈り物。とつぜん庭になげこまれた1枚の絵。それは、著名な画家の代表作だった…。
著者等紹介
佐野久子[サノヒサコ]
新潟県に生まれる。季節風同人。少年少女の心のゆれを繊細に描いた作品に定評があり、今後のさらなる活躍が注目されている
片山若子[カタヤマワカコ]
福岡県に生まれる。美しい色づかいの独特の画風で多くのファンを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
41
タイトルと可愛い表紙に惹かれ 手に取りました。ストーリーは結構ヘビーです。小学6年生のリエ、両親が別れる事に・・・。そこまでは、どうにか受け入れられても お父さんには新しい家族が出来、赤ちゃんまでー。少女には相当ショックな出来事だと思い胸が痛みました。複雑な家庭の少年との出会い少しずつ成長して行く姿に頑張って❕と声を掛けなくなりました。幼い息子を亡くしたお母さんの男友達の人とも うまく付き合って行けそうです。2018/04/06
kanon
3
片山若子さんの絵に惹かれて手に取ったお話。児童書は一般書と違い話が結構短くなったりもするせいか、冒頭のいきなりな展開にびっくりしましたが、ひとつの気持ちがとても丁寧に描かれていて好きでした。かわらないままではいられないけれど、それにしがみつきたくなる気持ちがすごく共感できます。2011/09/13
ruslan
1
この不思議な感情は何だろう。喪失から始まる物語。上手く表現できないけど、すごくいい感じ▼絵の雰囲気と作品の雰囲気がすごくマッチしていた▼ふってくる災難とわいてくる思い出2017/06/20
しーまま
1
片山若子さんの絵、大好きです。2011/07/18
nanoka
0
片山若子さんのカバーイラストに惹かれて。2011/02/03