そうえん社フレッシュぶんこ
ぼくたちは、いつまでも

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882642664
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

ぼくは、田淵安彦、四年生。みんなより太ってるから、ブッチー、ブッチーってからかわれてる。そんなぼくが、二学期の席がえで、車イスの神山くんのとなりになった。神山くんは、筋肉がちぢんでだんだん力がなくなっていく病気だという…。

著者等紹介

関谷ただし[セキヤタダシ]
1946年、東京都に生まれる。東洋大学文学部国文学科卒業。詩人山本和夫氏に師事。在学中より児童文学の創作をはじめる。主な作品に『げた箱の神さま』(第二回新・北陸児童文学賞受賞)『ガッツがっちゃん旅がらす』(96年読書感想画中央コンクール指定図書)『お待たせレストラン』など。日本児童文学者協会創作教室講師のかたわら、「みずほ熟年塾」の代表をつとめる

ヒロミチイト[ヒロミチイト]
1971年、三重県に生まれる。Academy of Art University卒業。イラストレーターの木内達朗氏に師事。2006年、Gallery House Maya主催「装画を描くコンペティションVOL.6」にて、MAYA賞を受賞。2007年には、東京イラストレーターズ・ソサエティ主催「TOKYO illustration 2007公募」で入選。グッとくる絵を描くイラストレーターです(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほんわか・かめ

12
小学4年生、ちょっぴり太めで、何にでも逃げ腰で卑屈な性格の田淵くん(ブッチー)。隣の席になったのは筋肉がだんだん縮んで動かなくなる病気で車椅子に乗った神山くん。尿瓶で排泄を手伝ったりする場面もあり、ちょっとビビる。神山くんのストレートな物言いに、こちらもたじろぐが、神山くんは人生の終わりが見えていたのかもしれない。ブッチーを叱咤激励し、ブッチーの頑張る姿を見て自分も頑張っていたのだ。余分なエピソードを削ぎ落とし、核となる部分だけを物語にしたような感じ。もう少しこの二人の友情を読んでいたかった。感動。2023/04/09

みとん

5
中学年の棚にあった物語。知らない話だなぁと、ちょっと読み始めたらさくっと読み終わってしまいました。太っていて、ブッチーと呼ばれる主人公。卑屈で臆病な彼は、周りからもからかわれてしまう、そんなキャラ。しかし、隣の席になった神山くんの存在でどんどん変化が。神山くんは車イスで登校しています。体がだんだん動かなくなる病気で、介助員が付きっきり。しかし、おしっこの世話などをブッチーに頼んで来るようになる。ブッチーをイラつかせることもありますが、少々キツいことを言って勇気とやる気を出させる神山くん。感動的な物語。2019/02/20

杏子

0
太っていることにコンプレックス持って、自分から逃げていたばかりだったブッチーくん。筋肉がだんだん縮んでいってしまう病気の神山くんと話すようになって… いい話だったけど、もうちょっとエピソード長かったらなぁ、と思いました。2008/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/445320
  • ご注意事項

最近チェックした商品