内容説明
アメリカ19世紀後半、開拓時代をたくましく生きたローラとその家族の物語が、21世紀の現代に、新訳で鮮やかに甦る。「大草原の小さな家」シリーズ第5巻。ローラの夫・アルマンゾの少年時代。
著者等紹介
ワイルダー,ローラ・インガルス[ワイルダー,ローラインガルス][Wilder,Laura Ingalls]
1867年ウィスコンシン州生まれ。12歳のころ、インガルス一家はサウス・ダコタ州に移住。15歳で教員試験に合格し、16歳になると開拓小屋の学校で教える。18歳で結婚、農家の主婦の生活が始まり、翌年に長女ローズが生まれる。27歳の時に永住の地となるミズーリ州へ移り住み、少しずつ豊かな安定した生活を築く。90歳で静かに息を引き取った
足沢良子[タルサワヨシコ]
翻訳家、作家。東京に生まれる
むかいながまさ[ムカイナガマサ]
1941年神奈川県鎌倉に生まれる。上智大学卒業後、出版社を経て、画家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むつこ
19
シリーズ第5弾。ローラのご主人(アルマンゾ)の少年時代のお話。ローラより10歳上のアルマンゾは4人兄弟の末っ子。たくさんの牛や馬、羊とともに畑を耕す農場での8歳から10歳までが描かれています。同じ開拓時代でも安定した暮らしは食生活でよくわかります。ホントにそんなに食べられるのか?!ってぐらい食卓にならぶ料理にアメリカーンを感じ、厳しい冬を耐えるため晩秋まで必死に働き蓄える。ローラもアルマンゾも退屈な日曜日の午後と土曜のお風呂が苦手な様子がほほえましい。2015/04/08
かえ
0
再読2015/11/13
佳蘋(よし)
0
名作