内容説明
行政執行の新たな社会的法治国原理に関する実施の一部分を取り上げて、ドイツにおける新体制への動向に関する一端を紹介する。
目次
第１部 論説（自由裁量処分に対する判決；行政強制に関する基本問題；公権と反射的利益；特別権力関係における基本権の保障 ほか）
第２部 判例評釈（明治憲法下の法令の効力；旧行政裁判所判決の現行憲法の下における効力；第三者に対する行政処分の無効確認を求める訴の利益；反復継続してなされる期限つきの水面使用許可処分とその取消訴訟における訴の利益 ほか）
著者等紹介
田口精一［タグチセイイチ］
昭和２４年慶応義塾大学法学部法律学科卒業、慶応義塾大学法学部助手。昭和２７年慶応義塾大学法学部助教授。昭和３６年慶応義塾大学法学部教授、日本公法学会理事。昭和３７年慶応義塾大学大学院法学研究科委員。昭和４１年ドイツ連邦共和国シュパイヤー行政大学留学。昭和４４年一橋大学法学部講師。昭和４７年東京女子大学文理学部講師。昭和５０年司法試験考査委員。昭和５２年日本大学法学部講師。昭和５６年学習院大学法学部講師。昭和５７年明治学院大学講師。昭和６０年杏林大学社会科学部講師。昭和６３年常磐大学人間科学部組織管理学科専任教員適正判定。平成元年慶応義塾大学法学部退職。平成元年慶応義塾大学名誉教授。平成元年常磐大学人間科学部組織管理学科教授。平成元年慶応義塾大学大学院法学研究科講師。平成３年国士館大学法学部講師平成５年常磐大学大学院人間科学研究科博士課程担当合判定。平成５年明治学院大学法学部非常勤講師。平成８年常磐大学大学院人間科学科博士課程客員教授、清和大学法学部教授（現在に到る）
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