内容説明
『一心不乱に』という名を持つ鐔が二枚あった。その意匠は幕府への忠誠心を表しており、山内家の家宝であった。幕末、そのうちの一枚が後藤象二郎と共にあった。『いろは丸事件』の謎とその真相は?『龍馬暗殺』の謎とその真相は?大胆な切り口でその真実に迫る。
目次
1 『一心不乱にの信家』(宗義の名誉;武五郎の予感;土佐の鐔家;探幽の桜 ほか)
2 『一心不乱にの宗義』(御家安泰の願い;容堂公の側小姓、秋山久作(則白)
容堂公の想い
後藤象二郎の活躍 ほか)
著者等紹介
小島博明[コジマヒロアキ]
昭和19年(1944)高知市春野町にて生れる。昭和38年(1963)K.K.住友精密工業入社、航空工場整備士として勤務するも、その間歴史資料を研究。平成16年(2004)同社定年。平成18年(2006)嘱託満了。土佐歴史資料研究会理事、高知県立坂本龍馬記念館現代龍馬学会理事、土佐藩ゆかりの会幹事、土佐史談会会員、山内神社崇敬会会員、高知県知事より感謝状を受く(文化振興)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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