内容説明
「ウッドケミカルス」の可能性として、プラスチックス、合成ゴム、非セルロース系繊維などが、木材を中心とした生物資源から基本的に製造可能であるとされながら、現在でも、既にシステムの完成した「ペトロケミカルス」製品に比較してコスト、品質・性能的に問題を抱え、従来品の代替品の域を越えていない。本書では、関連分野の第一人者による最新の研究動向を取りまとめた。
目次
第1章 序論
第2章 バイオマスの成分分離技術
第3章 セルロケミカルスの新展開
第4章 ヘミセルロースの利用技術
第5章 リグニンの利用技術
第6章 抽出成分の利用技術
第7章 木材のプラスチック化
第8章 ウッドセラミックス
第9章 エネルギー資源としての木材
著者等紹介
飯塚堯介[メシツカギョウスケ]
東京大学大学院農学生命科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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