出版社内容情報
構成および内容
第１章 ポリマーコンクリート
１．コンクリート・ポリマー複合体の定義
２．コンクリート・ポリマー複合体の沿革
２．１ ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の沿革
２．２ ポリマーコンクリート（モルタル）の沿革
２．３ ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の沿革
第２章 ポリマーセメントコンクリート（モルタル）
１．ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の種類と使用材料
１．１ セメント
１．２ セメント混和用ポリマー
１．２．１ 水性ポリマーディスパージョン
１．２．２ 水溶性ポリマー（モノマー）
１．２．３ 液状ポリマー
１．２．４ 再乳化形粉末樹脂
１．３ 消泡剤
１．４ 骨材
１．５ その他の材料
２．ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の製造・施工法
３．ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の性質
３．１ 水性ポリマーディスパージョン混入ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の性質
３．１．１ まだ固まらない時の性質
３．１．２ 硬化した時の性質
３．２ 再乳化形粉末樹脂混入ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の性質
３．３ 水溶性ポリマー混入ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の性質
３．４ 液状ポリマー混入ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の性質
４．ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の用途および開発動向
第３章 ポリマーコンクリート（モルタル）
１．ポリマーコンクリート（モルタル）の種類と使用材料
１．１ 結合材
１．１．１ 不飽和ポリエステル樹脂
１．１．２ エポキシ樹脂
１．１．３ フラン樹脂
１．１．４ フェノール樹脂
１．１．５ アスファルトおよび変性アスファルト
１．１．６ メタクリル酸メチルモノマー
１．１．７ その他の液状レジンおよび配合物
１．２ 充てん材
１．３ 骨材
１．４ 補強剤
２．ポリマーコンクリート（モルタル）の製造・施工法
３．ポリマーコンクリート（モルタル）の性質
３．１ まだ固まらない時の性質
３．１．１ ワーカービリチー
３．１．２ 可使時間および硬化時間
３．１．３ 硬化収縮
３．２ 硬化したときの性質
３．２．１ 熱硬化性樹脂ポリマーコンクリートおよびモルタル
３．２．２ モノマー系ポリマーコンクリートおよびモルタル
４．ポリマーコンクリート（モルタル）の用途および開発動向
第４章 ポリマー含浸コンクリート（モルタル）
１．ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の種類と使用材料
１．１ 含浸材
１．２ 基材
２．ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の製造・施工法
２．１ プレキャスト製品の製造
２．２ 現場ポリマー含浸工法
３．ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の性質
３．１ 強度性状
３．１．１ 製造条件が強度に及ぼす影響
３．１．２ 含浸材組成が強度性状に及ぼす影響
３．１．３ 強度の推定
３．２ 変形特性と弾性係数
３．３ 長さ変化
３．４ クリープ
３．５ 防水性および耐凍結融解性
３．６ 耐薬品性
３．７ 耐摩耗性および耐衝撃性
３．８ 耐熱性および耐火性
３．９ 難燃性
３．10 耐候性
４．現場ポリマー含浸コンクリートの性質
５．ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の用途および開発動向
参考資料
Ⅰ．コンクリート・ポリマー複合体の関連企画，規準，指針および仕様書のリスト
Ⅱ．コンクリート・ポリマー複合体に関するＪＩＳ
（１）JIS Ａ6203：2000（セメント混和用ポリマーディスパージョンおよび再乳化形粉末樹脂）
（２）JIS Ａ1171：2000（ポリマーセメントモルタルの試験方法）
（３）JIS Ａ1181：1978（ポリエステルレジンコンクリートの強度試験用供試体の作り方
（４）JIS Ａ1182：1995（ポリエステルレジンコンクリートの圧縮強度試験方法）
（５）JIS Ａ1183：1995（はりの折片によるポリエステルレジンコンクリートの圧縮強度試験方法）
（６）JIS Ａ1184：1995（ポリエステルレジンコンクリートの曲げ強度試験方法）
（７）JIS Ａ1185：1995（ポリエステルレジンコンクリートの引張強度試験方法）
（８）JIS Ａ1186：1995（ポリエステルレジンコンクリートの可使時間測定方法）
Ⅲ．コンクリート・ポリマー複合体に関する主要な特許
内容説明
本書は、「コンクリート・ポリマー複合体」の使用材料、製造・施工法、特性を詳しく解説し、現状の開発動向と今後の用途を探る目的で編集した。
目次
第１章 ポリマーコンクリート（コンクリート・ポリマー複合体の定義；コンクリート・ポリマー複合体の沿革）
第２章 ポリマーセメントコンクリート（モルタル）（ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の種類と使用材料
ポリマーセメントコンクリート（モルタル）の製造・施工法 ほか）
第３章 ポリマーコンクリート（モルタル）（ポリマーコンクリート（モルタル）の種類と使用材料
ポリマーコンクリート（モルタル）の製造・施工法 ほか）
第４章 ポリマー含浸コンクリート（モルタル）（ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の種類と使用材料
ポリマー含浸コンクリート（モルタル）の製造・施工法 ほか）
参考資料（コンクリート・ポリマー複合体の関連規格、規準、指針および仕様書のリスト；コンクリート・ポリマー複合体に関するＪＩＳ ほか）
著者等紹介
大浜嘉彦［オオハマヨシヒコ］
１９３７年山口県に生まれる。１９５９年山口大学工学部工業化学科卒業。１９７４年東京工業大学より学位授与。工学博士（建築学）。１９９６年ベルギーのルーヴァンカソリック大学から名誉博士号授与。１９５９年小野田セメント（株）入社。中央研究所勤務。１９６６年建設省建築研究所入所、１９７４年同研究所無機材料研究室室長。１９７６年日本大学工学部建築学科勤務、１９８３年４月教授、主任教授、大学院担当（役職）を務め現在に至る。１９８１年日本材料学会昭和５５年度論文賞。１９９２年ＣＡＮＭＥＴ／ＡＣＩ Ａｗａｒｄ。１９９３年日本建築仕上学会論文賞。１９９７年日本建築学会論文賞。２００１年Ｏｗｅｎ Ｎｕｔｔ Ａｗａｒｄ
出村克宣［デムラカツノリ］
１９５４年茨城県に生まれる。１９７６年日本大学理工学部建築学科卒業。１９７９年日本大学大学院工学研究科博士前期課程修了。１９８１年Ｔｈｅ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｔｅｘａｓ ａｔ Ａｕｓｔｉｎ留学。１９８２年日本大学大学院工学研究科博士後期課程修了（工学博士の学位授与）。１９８２年日本大学工学部建築学科勤務、２００２年４月教授、現在に至る。１９８１年日本材料学会昭和５５年度論文賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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