水処理・水浄化・水ビジネスの市場

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  • サイズ B5判/ページ数 213p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784882314042
  • Cコード C3058

出版社内容情報

☆ 上下水処理,産業排水処理に不可欠な水処理薬剤・材料26品目の詳細市場!
☆ 21世紀は"水の世紀",世界的に進む淡水不足と水質汚染、安心できる水環境の創造が今世紀の重要テーマ!
☆ 環境ビジネスとして期待される”水ビジネス”。注目される水浄化ビジネスと水利用ビジネスをピックアップ!製品背景,企業・市場動向をコンパクトに凝縮!





 【はじめに】

 地球上に存在する水の量は,約14億km3といわれる。そのうちの97.5%が海水で占められ,実際に使用できる淡水の量は,地下水や湖沼水など地球上の水の0.8%に過ぎない。全量を風呂桶1杯に例えると,両手ですくえる量にも満たないわずかな量である。
そして地球上の淡水の量は一定であり,増えることはない。
 一方,地球温暖化など気候変動による海面上昇や局地的な洪水の発生,加えて産業発展,都市化,人口増加などの影響から世界的な水不足や水質・水源汚染が進行している。より安全な飲料水確保への動きなど,”わずかな水”をめぐる様々な問題が浮上している。
 こうして,2003年3月,京都市などで第3回「世界水フォーラム」が開催された。世界180カ国・地域から約2万4千人が参加。採択された閣僚宣言では,発展途上国などの水道インフラ整備に民間資金などを積極的に活用する方針が明記された。「官民の連携強化」を打ち出し,官が独占してきた上下水道事業に民間の資金,経営,技術を呼び込むというものである。また,フランスで開かれた「エビアン・サミット」でも,きれいな水と衛生施設を利用できない人の数を2015年までに半減させることを目標とした「水に関する行動計画書」が採択されている。
 このように,「水」を取り巻く動きが活発になった。これは視点を変えれば,水ビジネスのチャンスでもある。このため,新規参入も含めた様々な企業の展開が始まっており,水産業・水関連ビジネスに対する関心が高まっている。
 本書は,こうした水関連市場にスポットを当て,①水環境と法規制,②水処理薬剤・材料の市場,③水浄化の市場,④水利用ビジネス,⑤産業別水処理状況,の5つの観点からまとめている。本書を水処理・水関連メーカーの方々,また水ビジネスの企画開発担当,研究担当の方々にご一読をお勧めする。
 2003年6月           シーエムシー出版 編集部       (編集協力 伊藤 博昭)


 【構成および内容】


第1章  水を取り巻く状況と法規制
 1.世界の水環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
 2.日本の水環境と法規制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
  (1)日本の水質関連法と最近の規制動向
  (2)土壌汚染浄化法と地下水の汚染浄化
   ①概要
   ②土地汚染対策法に係わる技術
    1)直接摂取による措置
    2)地下水などの摂取による措置
    3)地下水の水質モニタリング方法

第2章  水処理薬剤・材料の市場動向
 1.ろ過膜・ろ過剤・ろ過助剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
  (1)イオン交換膜
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (2)イオン交換樹脂
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (3)限外ろ過膜(UF)/精密ろ過膜(MF)
   ①概要
   ②市場・企業動向
  (4)逆浸透膜(RO)
  (5)けいそう土
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  2.凝集剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
  (1)硫酸アルミニウム
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (2)ポリ塩化アルミニウム
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (3)塩化第2鉄
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (4)ポリ硫酸第2鉄(ポリテツ)
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (5)アクリルアマイド
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (6)第4級アンモニウム塩
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
 3.吸着剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
  (1)活性炭
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (2)合成ゼオライト
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (3)キレート樹脂
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (4)キレート剤
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
 4.漂白・脱臭・脱色剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97
  (1)オゾン
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (2)塩素および液体塩素
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (3)次亜塩素酸ソーダ
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (4)二酸化塩素および安定化二酸化塩素
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (5)過酸化水素
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
 5.殺菌・抗菌・消毒剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
  (1)光触媒材料(TiO2)
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
   ④開発動向
  (2)高度さらし粉
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (3)塩素化イソシアヌル酸
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
 6.消泡剤・発泡剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・145
  (1)シリコーンオイル
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向
  (2)水加ヒドラジン
   ①概要
   ②市場動向
   ③企業動向

第3章  水浄化の市場動向
 1.下水処理装置・産廃水処理装置 ・・・・・・・・・・・・・・・159
  (1)概要
  (2)市場・企業動向
 2.合併浄化槽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166
  (1)概要
   ①コンパクト型浄化槽
   ②高度処理型浄化槽
   ③その他のタイプ
    1)膜分離型
    2)ディスポーザー対応型
   ④汚泥の処理・減量化と再利用
    1)汚泥の低発生処理法の開発
    2)汚泥運搬の効率化
    3)汚泥の再利用の開発
  (2)市場・企業動向
 3.海水淡水化装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・171
  (1)概要
  (2)市場・企業動向
 4.家庭用浄水器 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・175
  (1)概要
   ①ろ過方式
   ②製品形状
  (2)市場・企業動向
 5.浴槽浄化装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・181

第4章  水利用ビジネスの市場動向
 1.水の市場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・185
  (1)概要
  (2)市場・企業動向
 2.超純水(装置) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・189
  (1)概要
  (2)市場・企業動向
 3.雨水利用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・193
  (1)概要
   ① 大型施設
   ② 浸透型施設(浸透ます,浸透トレンチ)
   ③ 中規模貯留槽
   ④ 小規模貯留槽
  (2)市場・企業動向
 4.機能水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・197
  (1)海洋深層水
   ①概要
   ②市場・企業動向
  (2)アルカリイオン水
   ①概要
   ②市場・企業動向

第5章  産業別水処理状況と水処理メーカー
 1.産業別水処理状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・207
 2.水処理メーカー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・210

内容説明

本書は、水関連市場にスポットを当て、(1)水環境と法規制、(2)水処理薬剤・材料の市場、(3)水浄化の市場、(4)水利用ビジネス、(5)産業別水処理状況、の5つの観点からまとめている。水処理・水関連メーカー、また水ビジネスの企画開発担当、研究担当の情報収集の一助として役立つものである。

目次

第1章 水を取り巻く状況と法規制(世界の水環境;日本の水環境と法規制)
第2章 水処理薬剤・材料の市場動向(ろ過膜・ろ過剤・ろ過助剤;凝集剤;吸着剤;漂白・脱臭・脱色剤;殺菌・抗菌・消毒剤;消泡剤・発泡剤)
第3章 水浄化の市場動向(下水処理装置・産廃水処理装置;合併浄化槽;海水淡水化装置;家庭用浄水器;浴槽浄化装置)
第4章 水利用ビジネスの市場動向(水の市場;超純水・装置;雨水利用システム;機能水)
第5章 産業別水処理状況と水処理メーカー(産業別水処理状況;水処理メーカーの動向)

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