エレクトロニクス材料・技術シリーズ<br> インクジェットプリンターの応用と材料

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エレクトロニクス材料・技術シリーズ
インクジェットプリンターの応用と材料

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784882313700
  • NDC分類 548.25
  • Cコード C3054

出版社内容情報



★2001年世界のプリンター市場8,400万台のうち6,000万台を占めるインクジェットプリンター!
★ホーム用・オフィス用プリント、請求書プリントシステム、オフセット印刷とインクジェットの組み合わせ、オンデマンド捺染、産業用マーキ ング、ゲーム機プリンターなど多岐の応用を幅広く掲載!!
★UVインク、水性インク、油性インク、顔料、コート紙、光沢紙、合成紙、紙薬品など材料・ケミカルスを詳述!
★デジタルプリンティング、ヘッドテクノロジーなどの話題も解説!




はじめに

 2001年世界のプリンター市場8,400万台のうち6,000万台をインクジェットプリンターが占めている。インクジェットは,信号により打ち出された微小液滴を空中飛行により対象物に付着させる非接触型の最もシンプルなインキング技術であり,ヘッドのマルチノズル化により多色対応も容易である。また,インクのみが消耗品となり,コンピューターと最も相性の良いイメージング技術と考えられる。
 インクジェットプリンターは当初,装置がシンプルでフルカラーも容易なことから,低価格のプリンターとしてパーソナル分野に普及した。そして,マシンコストの安さからビジネス分野にも広がっていった。また,産業分野での応用は,オンデンマンド捺染,段ボールや缶詰などの産業用マーキング,写真プリントなど多岐にわたっている。今後,インクジェットプリンターが伸びていく分野は,ラージフォーマットやデジタルカラープルーフ,可変情報対応高速プリンターなどである。
 一方,オフセット印刷の印刷色の標準がジャパンカラーとして決められている。現在,新聞用ジャパンカラーの制定作業が行われており,2002年9月に決められる予定である。インキと印刷用紙,印刷色が決まるとこれを使ってカラー画像のデジタル送稿が行われる。その時,広告主,広告会社,全国の新聞社と印刷工場でジャパンカラーが再現できる共通のデジタルカラープリンターが必要になる。それへの適性をもっているのはインクジェットプリンターである。
 21世紀の技術として今後もインクジェット技術が発展して行くためにはヘッド開発による高速化,高解像性の実現と,インクや紙の材料・ケミカルスの技術が必要である。すなわち,UVインク,水性インク,油性インク,顔料,コート紙,光沢紙,合成紙,紙薬品などである。
 いずれにしろ,インクジェット技術は,無限に近い応用範囲を持ったインキング技術である。そのポテンシャルの本質を正しく理解し,それをベースにデジタル信号の出力としてユーザーニーズを満たすシステム開発,製品開発を行い,新しい応用分野や市場を創り出していくことが求められている。
 本書は,インクジェットに関して,高橋恭介先生にご監修いただき,各分野の第1線でご活躍中の方々に最新動向をご執筆いただいた。
 本書がインクジェット技術や材料技術の発展に貢献できれば幸いに存じます。
 2002年8月
                           シーエムシー出版 編集部



【執筆者一覧(執筆順)】
高橋恭介   東海大学名誉教授
中島一浩   キヤノン(株) iプリンタコンポーネント第二開発センター 副部長
毛利匡孝   (株)マツモト 一般印刷 工務課 課長
村形哲伸   三菱製紙(株) 総合研究所 生産技術センター
斎藤正夫   NTTコムウェア・ビリングソリューション(株) 生産本部 生産管理担当 課長
釜中眞次   紀州技研工業(株) 専務取締役 研究開発本部長
大澤道直   セイコーエプソン(株) 情報機器企画設計部 課長
門池文武   昭和情報機器(株) 第2営業3部 課長
小西 聡    立命館大学 理工学部 機械工学科 助教授
結川孝一   セーレン(株) 営業企画室 室長
加藤孝行   コニカ(株) 技術センター IJTセンター 第3開発グループ 主幹研究員
原 和彦    セイコーエプソン(株) 情報画像事業本部 TP開発部 課長
野尻晃平   ソニー(株) ホームネットワークカンパニー・e-プリントカンパニー 係長
野口弘道   キヤノン(株) iプリンタ記録材料開発センター技術開発部 部長
林 広子    セイコーエプソン(株) 情報画像事業本部 TP開発部 部長
布施順弘   東洋インキ製造(株) 色材技術統括部 IJ開発部 開発一課 課長
佐藤俊之   キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク ファインケミカル事業部 マネージャー
内海正雄   三菱製紙(株) 総合研究所 商品開発センター 部長研究員
大林啓治   コニカ(株) 技術センター IJTセンター 第一開発グループ 主席研究員
藤井博行   旭硝子(株) 化学品カンパニー 技術本部 開発部主幹技師
池沢秀男   王子製紙(株) 研究開発本部 情報用紙開発研究所 主席研究員
近藤雅弘   (株)トクヤマ Si部門 Si製造部 技術二課 主任
橋口芳春   ハリマ化成(株) 製紙用薬品事業部 技術開発部 第一グループ 担当課長


【構成および内容】

総論編

第1章 デジタルプリンティングテクノロジーの現状と将来      高橋恭介
 1.「デジタル」のもたらしたもの   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
 2.「デジタル化」とハードコピー技術  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
 3.ハードコピー技術と市場ニーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
 4.インキングシステムから見た各技術のポテンシャル  ・・・・・・8
 5.インクジェット技術のポテンシャル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
 6.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

第2章 インクジェットヘッド技術                       中島一浩
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
 2.吐出方式による分類  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
  2.1 コンティニュアス型インクジェット
  2.2 オンデマンド型インクジェット
   2.2.1 圧電方式(ピエゾ方式)
   2.2.2 バブルジェット方式
 3.インクジェットヘッドの主な製造方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・22
  3.1 ピエゾインクジェットヘッドの製造方法
  3.2 バブルジェット方式ヘッドの製造方法
   3.2.1 Hewlett-Packard
   3.2.2 Lexmark
   3.2.3 Canon
 4.最新のインクジェットヘッド技術  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
  4.1 新たな吐出メカニズム
  4.2 新たなノズル製造方法
 5.今後のインクジェット技術

応用編

第3章 オフセット印刷とインクジェットの組合せ-デジペプラス-   毛利匡孝
 1.デジペプラスとは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
 2.インクジェット専用紙とデジペプラスについて  ・・・・・・・・・・35
  2.1 用紙
  2.2 塗工方式および表面加工
  2.3 インクジェット受理層ニス(デジペプラス)
   2.3.1 塗工材料と組成
 2.デジペプラスの展望  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41

第4章 印刷用デジタル校正                        村形哲伸
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
 2.校正とは  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
  2.1 校正用出力に求められること
  2.2 デジタル化の流れ
 3.インクジェットプリンタのメリット  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
  3.1 高画質
  3.2 低コスト
 4.インクジェット方式の問題点と対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・44
  4.1 用紙
  4.2 網点
  4.3 文字
  4.4 印字後の色変動
  4.5 色再現
 5.デジタル校正での運用方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
  5.1 CMS(カラーマネージメントシステム)
  5.2 高度な色補正機能
  5.3 PostScript RIP
  5.4 各種画像フォーマット対応
 6.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

第5章 請求書プリントシステム                      斎藤正夫
 1.会社概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
 2.データプリンティング事業の中核,印刷装置 ・・・・・・・・・・49
 3.インクジェット装置の概要  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
 4.装置導入の効果  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
  4.1 作業効率の向上
  4.2 顧客サービスの向上
 5.品質の課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
  5.1 印字品位
  5.2 用紙品質
  5.3 フルカラー対応
 6.今後の展開と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
  6.1 生産効率の向上
  6.2 印字品位の向上
  6.3 環境保護の推進
 7.当社の強み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
  7.1 各種システム
  7.2 全国6自社工場による万全のネットワーク
 8.まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55

第6章 産業用マーキング                         釜中眞次
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
 2.産業用IJPの種類  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
  2.1 連続式IJP
  2.2 オンデマンド式IJP
 3.産業用IJPの原理・用途  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
  3.1 連続式IJP
   3.1.1 原理
   3.1.2 用途
  3.2オンデマンド式IJP
   3.2.1 ピエゾ式
   3.2.2 バルブ式
 4.おわりに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

第7章 印刷カラープルーフ用インクジェットプリンタ         大澤道直
 1.印刷カラープルーフ用プリンタとは ・・・・・・・・・・・・・・・・61
 2.カラープルーフ用プリンタの必要要件 ・・・・・・・・・・・・・・61
  2.1 色再現範囲
  2.2 色安定性
  2.3 耐光性
  2.4 耐ガス性
  2.5 メディア対応性
  2.6 カラーマッチングとRIP機能
 3.インクジェットプリンタの高画質化法  ・・・・・・・・・・・・・・69
  3.1 7色化とMSDT化
  3.2 スクリーン構成
  3.3 調整機能
 4.まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71

第8章 ワイドフォーマットプリント                    門池文武
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72
 2.大判カラーインクジェットプリンター印刷システムの開発動向 ・・・・72
  2.1 大判カラーインクジェットプリンター
   2.1.1 出力サイズ
   2.1.2 解像度
   2.1.3 インク
   2.1.4 インク容量
   2.1.5 メディア
  2.2 RIP
   2.2.1 カラーマッチング
   2.2.2 スクリーニング
   2.2.3 ポストスクリプト
   2.2.4 UCR
   2.2.5 接続性
 3.大判カラーインクジェットプリンター印刷システムの利用状況 ・・・・79
  3.1 サイン業界
  3.2 出力センター
  3.3 企業
  3.4 その他
 4.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80

第9章 マイクロマシンにおける応用                  小西 聡
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81
  1.1 マイクロマシン
  1.2 マイクロマシンとインクジェットプリンティング技術
 2.インクジェットプリンティング技術のマイクロマシン応用 ・・・82
  2.1 マイクロマシーニング技術としてのインクジェットプリンティング技術
  2.2 メタルジェット技術
  2.3 超微粒子ビーム技術
  2.4 選択的めっき技術に基づく直接描画微細構造製作技術
  2.5 電子回路製作技術としてのインクジェットプリンティング技術
 3.マイクロマシン技術のインクジェットプリンターヘッド製作への応用 ・・・85
 4.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87

第10章 オンデマンド捺染-VISCOTEC’SRシステム-     結川孝一
 1. はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89
 2.セーレン(株)概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89
 3.VISCOTEC'Sのコンセプト  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90
 4.VISCOTEC'Sの構成と開発歴史  ・・・・・・・・・・・・・・・・91
 5.VISCOTEC'S特徴   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92
 6.環境に優しいVISCOTEC'S  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94
 7.VISCOTEC'Sの成功例  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94
 8.VISCOTEC'SNew Buisiness ・・・・・・・・・・・・・・・・・・95
 9.VISCOTEC'Sの将来  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95

第11章  捺染用プリンター                       加藤孝行
 1.はじめに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98
 2.インクジェット捺染の主要技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・99
  2.1 付着量と解像度
  2.2 捺染用インクジェットインク
  2.3 前処理技術
  2.4 布帛の搬送
 3.まとめ  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102

第12章 家庭用プリント                           原 和彦
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106
 2.家庭用のインクジェットプリンタの成長と現状  ・・・・・107
  2.1 高画質化
   2.1.1 高解像度化
   2.1.2 粒状感の低減
   2.1.3 高発色,高光沢専用紙の提供
  2.2 印刷スピードの向上
  2.3 使い勝手の向上
   2.3.1 四辺縁なし印刷機能
   2.3.2 ランニングコストの低減
   2.3.3 CD-R印刷機能
   2.3.4 紙センサー
 3.家庭用プリントでの要求  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・109
 4.家庭用プリントの将来対応  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111
 5.まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112

第13章 ゲーム機プリンター                        野尻晃平
 1.ゲーム機の歴史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113
 2.ゲーム機プリンターの要件  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113
  2.1 高品質なコンピュータグラフティックの再現
  2.2 プログラマーが組込むプリンター制御の容易さ
  2.3 低い演算コスト
 3.事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115
  3.1 ソニー(株)のプレイステーション2対応プリンター紹介
   3.1.1 MPR-G600(popegg)
   3.1.2 MPR-505(Tapis)
  3.2 主なプリンター対応タイトルの紹介
   3.2.1 「PrintFan」ソニー(株),MPR-G600A同梱包
   3.2.2 「まみむめもがちょのプリントアワー」アイデファクトリー(株)
   3.2.3 「アメリカ横断ウルトラクイズ」(株)デジキューブ
   3.2.4 「ベルベットファイルプラス」(株)ダズ
   3.2.5 「EGBROWSER」(株)エルゴソフト
 4.今後 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117
  4.1 ブロードバンド対応による印刷情報の変化
  4.2 環境の変化
  4.3 印刷情報の多様化
  4.4 CPU・メモリのパフォーマンス増大による変化

インク・用紙・記録材料編
第14章 UVインク                               野口弘道
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121
 2.歴史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121
 3.UVインクジェットプリンタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122
 4.UVインクの分類と特徴  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・123
  4.1 分類
  4.2 特徴
 5.アクリルモノマー・粘度調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・126
 6.UVインクジェットプリンタの技術課題  ・・・・・・・・・・・126
  6.1 酸素阻害
  6.2 濡れ,浸透そして光重合
   6.2.1 非吸収性基材への印刷におけるドット径制御と画質及び接着性
   6.2.2 色順次の印刷における硬化インクと未硬化インク間のの流れ
   6.2.3 インク吸収性素材への印刷における浸透硬化
  6.3 水系UVインク
  6.4 その他のUV硬化系インク
 7.長期展望  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・131

第15章 水性インク                              林 広子
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ΑΑΓ隠械?
 2.水性インクの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・133
  2.1 定着方法
  2.2 色材の種類
 3.インク設計の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137
  3.1 信頼性と印刷特性
  3.2 保湿剤
  3.3 浸透剤
  3.4 その他添加剤
 4.市販されているカラーインクジェットプリンタインクの現状 ・・・・138
  4.1 写真印刷用途
  4.2 普通紙対応,スピード対応
 5.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・139

第16章 油性インク                              布施順弘
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141
 2.インクジェットインクの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141
 3.インクジェットインクの乾燥メカニズム ・・・・・・・・・・・・141
 4.インクジェットインクの用途 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143
 5.産業用マーキングインク  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143
 6..WF用油性インク  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144
  6.1 オイル系顔料インク
  6.2 溶剤系顔料インク
 7.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146

第17章 インクジェット用顔料                       佐藤俊之
 1.着色剤としての顔料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148
  1.1 染料と顔料
  1.2 インクジェット用着色剤としての染料と 顔料
  1.3 インクジェット用着色剤
  1.4 インクジェット用顔料の例
 2.顔料と分散 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149
  2.1 顔料分散工程
  2.2 インクジェット用顔料・顔料インクの開発剤
  2.3 キャボット社の顔料表面処理技術
 3.顔料インクとインク組成の顔料 ・・・・・・・・・・・・・・・・151

第18章 コート紙                               内海正雄
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155
 2.インク吸収メカニズム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155
 3.メディアに対する要求特性と品質設計 ・・・・・・・・・・・157
  3.1 ドット径
  3.2 印字濃度
 4.画像保存性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159
 5.紙ベースメディアの品質仮題と対応 ・・・・・・・・・・・・・160
 6.インクジェット年賀ハガキについて  ・・・・・・・・・・・・・・161
 7.コート紙メディアの将来展望 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・162

第19章 光沢紙                               大林啓治
 1.光沢紙と写真画質用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・165
 2.用紙の設計因子と諸特性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・165
  2.1 支持体
  2.2 無機微粒子
  2.3 染料定着剤
  2.4 バインダー
  2.5 層構成
 3.顔料インクに対する適性  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・171
 4.コニカフォトジェットペーパーPhoto like QP ・・・・・・・・・172
  4.1 技術
  4.2 品種
 5.おわりに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・173

技術/品種

第20章 記録媒体-アルミナ微粒子を中心に-          藤井博行
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174
 2.空隙型インク受容層 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174
 3.アルミナ系インク受容層の特性  ・・・・・・・・・・・・・・・・175
  3.1 透明性
  3.2 インク吸収速度
  3.3 ドット形状
  3.4 耐水性
 4.ピクトリコ」フォトメディア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・177
  4.1 光沢フィルム
  4.2 光沢写真用紙
  4.3 光沢紙
  4.4 半光沢紙
 5.ピクトリコ」プルーフメディア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・180
  5.1 グロス系プルーフ
  5.2 マット系プルーフ
 6.今後の展開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・181

第21章 合成紙を用いたインクジェット用紙 -“ユポ”ベースインクジェット用紙-
                                          池沢秀男
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・182
 2.合成紙“ユポ”とは  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・182
 3.ユポインクジェット用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・183
  3.1 ユポベースインクジェット用紙に求められる基本性能
  3.2 マットタイプユポインクジェット用紙
   3.2.1 マットタイプユポインクジェット用紙の特徴
   3.2.2 マットタイプユポインクジェット用紙の基本構成
   3.2.3 インク吸収性向上対策
   3.2.4 塗工層の高耐水化対策
   3.2.5 顔料インク適性付与
   3.2.6 マットタイプユポインクジェット用紙の保存性
   3.2.7 マットタイプユポインクジェット用紙の基本物性
   3.2.8 バックライトディスプレイ用ユポインクジェット用紙
   3.2.9 裏面クロス張りタイプユポインクジェット用紙
   3.2.10 裏面粘着タイプ
   3.2.11 王子製紙のマットタイプユポインクジェット用紙
  3.3 光沢タイプユポインクジェット用紙
   3.3.1 特徴
   3.3.2 基本構成
   3.3.3 インク吸収性
   3.3.4 耐久性
   3.3.5 王子製紙の光沢タイプユポインクジェット用紙
 4.おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・189

第22章 印刷用紙用シリカ                          近藤雅弘
 1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・191
 2.シリカの分類  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・191
 3.マット紙用シリカに求められる特性 ・・・・・・・・・・・・・・・192
  3.1 吸液特性
  3.2 スラリー特性
  3.3 粉体物性
 4.マット用シリカ「ファインシール」  ・・・・・・・・・・・・・・・・・194
  4.1 ファインシールの物性と特徴
  4.2 ファインシールのインクジェット適性
 5.光沢紙/フォト光沢紙用シリカに求められる特性 ・・・・197
 6.光沢紙/フォト光沢紙用シリカ「レオロシール」  ・・・・・198
 7.おわりに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200

第23章 紙用薬品                               橋口芳春
 1.はじめに   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・202
 2.サイズ剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・202
 3.内添サイズ剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・203
 4.表面サイズ剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・205
 5.サイズ剤のインク吸収性への影響  ・・・・・・・・・・・・・・・207
 6.表面塗工剤  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・208
 7.耐水化剤  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・209
 8.印字濃度の向上剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・210
 9.おわりに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・211

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