ダイオキシン類の対策技術―生成抑制技術と除去・分解・分析技術

ダイオキシン類の対策技術―生成抑制技術と除去・分解・分析技術

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  • サイズ B5判/ページ数 384p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784882312123
  • NDC分類 519
  • Cコード C3051

出版社内容情報


目次

<総論編>

第1章 総論
平山直道


1. 
焼却炉やボイラーの設計
2. 
ダイオキシン対策としての排ガス処理設備
3. 
焼却灰、飛灰、溶融飛灰の処理・処分および有効利用
4. 
今後の課題


第2章 ダイオキシン類のリスク評価
宮田秀明


1. 
ダイオキシン類の法的基準値
2. 
汚染の実態とリスク評価


第3章 環境問題とリスク管理
大岡健三


1. 
廃棄物焼却のリスク
2. 
技術と規制のステート・オブ・ザ・アート


第4章 ダイオキシン規制と法的意味
佐藤 泉


1. 
法規制の概略
2. 
規制の持つ意味と違反の効果
3. 
規制に至る経緯
4. 
規制による民事的責任への波及効果
5. 
条例の持つ意味
6. 
情報公開への影響


<ダイオキシン生成抑制技術>

第5章 廃棄物焼却炉(ストーカ炉)のダイオキシン低減対策
澁谷榮一


1. 
ストーカ炉の燃焼過程における生成・抑制
2. 
熱回収・ガス冷却過程での抑制
3. 
ストーカ炉の完全燃焼による波及効果
4. 
既設ストーカ炉のダイオキシン改善対策


第6章 廃棄物焼却炉(流動床式焼却炉)
札本泰克


1. 
燃焼上の特徴
2. 
給じん安定性
3. 
ごみの緩慢燃焼化
4. 
二次燃焼室での完全燃焼


第7章 間欠運転炉における燃焼改善
河上 勇


1. 
間欠運転炉の特性
2. 
定常時の燃焼改善
3. 
1日総排出量
4. 
メモリー効果
5. 
運転連続化による低減
6. 
運転管理上の配慮


第8章 直接溶融・資源化システム~シャフト炉型ガス化溶融炉~
長田守弘

1. 
廃棄物の溶融処理技術
2. 
直接溶融・資源化システムの概要
3. 
直接溶融・資源化システムにおける環境対策
4. 
溶融物の資源化
5. 
納入実績と技術改善への取り組み


第9章 キルン型ガス化溶融炉とダイオキシン抑制
原田裕昭


1. 
高温燃焼とダイオキシン類の挙動
2. 
キルン型ガス化溶融炉
3. 
プロセス概要
4. 
キルン型ガス化溶融炉の特徴
5. 
他のガス化溶融炉


第10章 自動燃焼制御(ストーカ炉)
湯浅健司


1. 
概要
2. 
燃焼制御に求められる機能
3. 
燃焼制御方法
4. 
自動燃焼制御システム構成例
5. 
今後の展望


第11章 自動燃焼制御(流動床炉)
簗 雅治


1. 
デジタル技術による自動制御
2. 
流動床炉の自動制御システム
3. 
新ガイドラインの適用と制御技術
4. 
ダイオキシン類の生成
5. 
高度燃焼技術によるダイオキシン類の排出抑制


第12章 リバーニングによる生成抑制
鮫島良二


第13章 生成抑制剤・分解剤の応用
志田 惠


第14章 下水汚泥焼却炉における対策
岩井良博


1. 
下水処理場における廃棄物発生状況
2. 
下水汚泥焼却炉の種類
3. 
焼却設備フローと排ガス処理
4. 
下水処理場における実績
5. 
ダイオキシン類抑制技術


第15章 有害廃棄物・医療系廃棄物焼却炉における対策
河上 勇


1. 
有害廃棄物の定義
2. 
ダイオキシン類発生寄与
3. 
廃油焼却炉のダイオキシン対策
4. 
廃酸・廃アルカリの燃焼処理
5. 
廃PCB・PCB汚染物の焼却処理
6. 
シュレッダーダストの適正処理
7. 
医療系廃棄物焼却炉の対策
8. 
廃棄物処理センター


<排ガスからのダイオキシン除去技術>

第16章 バグフィルタによるダイオキシン除去
長井健一


1. 
バグフィルタの概要
2. 
バグフィルタシステム
3. 
ダイオキシンの除去
4. 
展望


第17章 触媒バグフィルタ
魚屋和夫


  
脱硝(触媒)バグフィルタシステム


第18章 粉末活性炭吹き込み法
篠田高明


1. 
ダイオキシンについて
2. 
粉末活性炭について
3. 
粉末活性炭の吹き込み法について
4. 
水銀の除去
5. 
実施例


第19章 活性炭系吸着剤移動床
石川龍一


1. 
構造
2. 
特徴
3. 
有害物質除去性能
4. 
装置特性


第20章 湿式活性炭吹き込み技術
宮田博司


1. 
スクラバーでのダイオキシン汚染事例
2. 
ダイオキシンによるスクラバーの汚染メカニズム
3. 
スクラバーにおけるダイオキシン対策
4. 
スクラバーにおけるダイオキシン対策の実施例


第21章 脱硝触媒による分散技術
宇治貞宏


1. 
脱硝触媒
2. 
触媒によるダイオキシン類分解機構
3. 
分解処理性能
4. 
触媒劣化


第22章 貴金属系触媒による分解技術
長田 容


1. 
触媒によるダイオキシン類の接触分解
2. 
白金触媒によるダイオキシン類の分解
3. 
貴金属系触媒によるダイオキシン類の酸化分解機構
4. 
今後の展望


<焼却残さ中のダイオキシン分解技術>

第23章 焼却灰溶融技術(飛灰処理・スラグ含む)
阿部清一


1. 
溶融処理方式
2. 
焼却残渣溶融処理
3. 
溶融スラグ
4. 
溶融飛灰


第24章 飛灰加熱脱塩素技術
村川忠夫


1. 
飛灰中のダイオキシン類の発生状況とその挙動
2. 
ハーゲンマイヤー式飛灰加熱脱塩素化技術の概要
3. 
ハーゲンマイヤー式飛灰加熱脱塩素化装置の実施例
4. 
ハーゲンマイヤー式飛灰加熱脱塩素化装置の評価


第25章 超臨界水による分解
浅野昌道、堀添浩俊


1. 
超臨界水の特徴
2. 
超臨界水による分解事例
3. 
コスト比較
4. 
超臨界水処理に関する今後の取り組み


第26章 焼却残さ中のダイオキシン分解技術
山口 宏、山崎仲道


1. 
水熱溶液の特徴
2. 
水熱反応によるごみ熱却飛灰中のダイオキシン類の分解
3. 
未来技術としての水熱プロセスへの期待


第27章 焼却灰・飛灰の処理技術
西垣正秀


1. 
焼却残渣の性状
2. 
特別管理一般廃棄物ばいじん
3. 
処理技術の分類
4. 
処理技術の概要

 4.1 
安定化処理
 4.2 
熱処理
 4.3 
ダイオキシン類分解
 4.4 
その他の技術


<土壌・河川・浸出水のダイオキシン浄化技術>

第28章 埋立地浸出水処理におけるダイオキシン類低減化技術の開発
川西敏雄,堀井安雄

1. 
水中のダイオキシン類濃度
2. 
最終処分場におけるダイオキシン対策
3. 
浸出水中のダイオキシン類低減化技術
4. 
水環境におけるダイオキシン類のリスク


第29章 アルカリ触媒分解法(BCD法)
内田隆治


1. 
アルカリ触媒分解法
2. 
有機塩素化合物に含まれるダイオキシン分解実験
3. 
ダイオキシン汚染土壌処理


第30章 白色腐朽菌による分解
高田 智


1. 
白色腐朽菌とは?
2. 
白色腐朽菌の化学分解機能
3. 
白色腐朽菌によるダイオキシン類の分解
4. 
白色腐朽菌によるバイオレメディエーションへの期待


<ダイオキシン分析技術>

第31章 サンプリング技術
浅田正三


1. 
排ガス試料
2. 
灰・排水試料
3. 
環境大気試料
4. 
土壌試料


第32章 ダイオキシン類の測定・分析技術
高菅卓三


1. 
試料採取
2. 
GC-MS分析
3. 
ダイオキシン類分析法の技術的限界,問題点と今後の課題


第33章 迅速分析技術
塩崎卓哉


1. 
前処理方法
2. 
ガスクロマトグラフィー質量分析法による同定及び定量
3. 
品質管理/品質保証(QA/QC)


第34章 指標物質とその連続モニタリング法
渡辺征夫


1. 
ダイオキシンの指標物質
2. 
指標物質各論

 2.1 
一酸化炭素
 2.2 
揮発性塩素化炭化水素
 2.3 
クロロベンゼン(CB),クロロフェノール(CP)

3. 
今後の進展



目次

総論編
排ガスからのダイオキシン除去技術編
焼却残さ中のダイオキシン分解技術編
土壌・河川・浸出水のダイオキシン浄化技術編
ダイオキシン分析技術編

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