ポリマーブレンドの開発

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ポリマーブレンドの開発

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784882310747
  • NDC分類 578
  • Cコード C3043

出版社内容情報

  執筆者一覧(執筆順)
 (所属・肩書は1988年当時のものです。)

浅井治海   日本ゼオン(株) 研究開発本部
大久保政芳  神戸大学 工学部 工業化学科
井上公雄   (株)神戸製鋼所 機械事業部
井手文雄   三菱レイヨン(株) 取締役
熊田浩二   (株)サン・ペトロケミカル 取締役
神谷 武    日本石油化学(株) 開発部
山本 誠    日本ゼオン(株) 研究開発センター
原 敏夫    電気化学工業(株) 千葉工場 研究部
森谷雅彦   住友化学工業(株) 愛媛研究所
伊達真二   住友化学工業(株) 愛媛研究所
安江健治   ユニチカ(株) 中央研究所 プラスチック研究部
本間精一   三菱瓦斯化学(株) 樹脂応用研究センター
笠井康治   旭化成工業(株) 樹脂技術センター
伊澤槇一   旭化成工業(株) 樹脂技術開発総部
原田 洋    旭化成工業(株) 樹脂技術センター
本郷雅文   三菱レイヨン(株) 大竹工場 樹脂開発室
和田光雄   ポリプラスチックス(株) 応用開発センター
高橋克彦   ポリプラスチックス(株) 応用開発センター
英 一太    英技術士事務所
谷本嘉雄   住友化学工業(株) 千葉研究所
中條 澄    大日本プラスチックス(株) 顧問
田中晴彦   三井石油化学工業(株) 岩国高分子研究所
中川幹夫   三井石油化学工業(株) 岩国高分子研究所
青沼光吉   日本ゼオン(株) 研究開発センター
佐藤勝亮   旭化学合成(株) 技術部
小伊勢雄次  東亜ペイント(株) 技師長
大庭敏之   日産自動車(株) 中央研究所 材料研究所
綾 敏彦    東レ(株) 高分子研究所


  構成および内容

序                                     浅井治海
1 はじめに
2 ポリマーブレンドのねらい
3 ポリマーブレンドの市場
4 ポリマーブレンドの将来

第1章 ポリマーブレンドの製造
1 物理的方法
 1.1 エマルション(ラテックス)ブレンド                大久保政芳
  1.1.1  異相構造
  1.1.2  界面相互作用
  1.1.3  微粒子中でのポリマーブレンド
 1.2 溶融ブレンド法                           井上公雄
  1.2.1  はじめに
  1.2.2  混練機械の種類
  1.2.3  混練機械の構造と特徴
  1.2.4  おわりに
2 化学的方法
 2.1 グラフト重合反応                          井手文雄
  2.1.1  ミクロ的複合化技術としてのグラフト共重合法
  2.1.2  グラフトポリマーの機能化力
  2.1.3  グラフト重合法に基づく材料展開
 2.2 IPN                                  熊田浩二
2.2.1  IPNとは
2.2.2  IPNの製法と分類
2.2.3  IPNの製造例

第2章 ポリマーブレンドの性質と応用
1 汎用ポリマー同士のポリマーブレンド                神谷 武
 1.1 ポリオレフィン系
  1.1.1  ポリエチレンのブレンド
  1.1.2  ポリプロピレンのブレンド
  1.1.3  ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)について
 1.2 PVC系                                山本 誠
  1.2.1  はじめに
  1.2.2  ABSとのブレンド
  1.2.3  PMMAとのブレンド
  1.2.4  塩素化ポリエチレン(CPE)とのブレンド
 1.3 スチレン系樹脂のポリマーアロイ                 原 敏夫
  1.3.1  はじめに
  1.3.2  ABS/PCアロイ
  1.3.3  ABS/PVCアロイ
  1.3.4  ABS/PMMAアロイ
  1.3.5 変性マレイミド樹脂
  1.3.6  おわりに
 1.4 PMM系                                森谷雅彦、伊達真二
  1.4.1  はじめに
  1.4.2  相分離系
  1.4.3  相溶系
  1.4.4  おわりに
2 エンジニアリングプラスチックどうしのポリマーブレンド
 2.1 ポリアミド系                              安江健治
  2.1.1  PA/PBT、PET
  2.1.2  PA/ポリアリレート
  2.1.3  PA/PPE
  2.1.4  PA/アモルファスポリアミド(および特殊ポリアミド)
  2.1.5  PA/その他のエンプラ
 2.2 ポリカーボネート系                          本間精一
  2.2.1  飽和ポリエステル樹脂とのブレンド
  2.2.2  ポリアミドとのブレンド
  .2.3  PEFEとのブレンド
 2.3 ポリフェニレンエーテル系                      笠井康治
  2.3.1  はじめに
  2.3.2  PPE/PAアロイ
  2.3.3  ポリエステルとのポリマーアロイ
  2.3.4  その他のエンプラとのポリマーアロイ
  2.3.5  おわりに
3 エンジニアリングプラスチックと汎用プラスチックのポリマーブレンド
 3.1 ポリアミド系                               安江健治
  3.1.1  PA/PEあるいはPP
  3.1.2  PA/ABSあるいはPS
  3.1.3  アモルファスPA/ポリオレフィン
  3.1.4  PA/シリコン
  3.1.5  ポリアミドRIM
  3.1.6 無機フィラーブレンド
 3.2 ポリカーボネート系                           本間精一
  3.2.1  ポリスチレン系樹脂とのブレンド
  3.2.2  エラストマーとのブレンド
  3.2.3  ポリオレフィンとのブレンド
  3.2.4  PMMAとのブレンド
  3.2.5  その他
 3.3 ポリフェニレンエーテル系                       伊澤槇一、原田 洋
  3.3.1  はじめに
  3.3.2  ポリスチレン(PS、HIPS)とのポリマーアロイ
  3.3.3  ABSとのポリマーアロイ
  3.3.4  SBブロック共重合体とのポリマーアロイ
  3.3.5  ポリオレフィンとのポリマーアロイ
  3.3.6  その他のポリマーアロイ
  3.3.7  おわりに
 3.4 PBT系                                  本郷雅文
  3.4.1  PBT/ビニル系重合体
  3.4.2  PBT/ゴム状重合体
  3.4.3  PBT/オレフィン系重合体
  3.4.4  PBT/PET
  3.4.5  PBT/その他
4 プラスチックとエラストマーのポリマーブレンド
 4.1 PVC系                                  山本 誠
  4.1.1  はじめに
  4.1.2  NBRとのブレンド
  4.1.3  EVAとのブレンド
  4.1.4  MBSとのブレンド
 4.2 スチレン系樹脂と熱可塑エラストマーとのポリマーブレンド    原 敏夫
  4.2.1  はじめに
  4.2.2  TPEとPSとの可溶性について
  4.2.3  TPS/PSブレンドの特性
  4.2.4  PS/TPS系ブレンド
  4.2.5  PS/SEBSブレンド
  4.2.6  その他のPS改質剤
 4.3 ポリアミド系                               安江健治
  4.3.1  ポリアミド/強靱化剤
  4.3.2  アモルファスポリアミド/強靱化剤
 4.4 POM系                                  和田光雄、高橋克彦
  4.4.1  はじめに
  4.4.2  POM/熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)
  4.4.3  POM/オレフィン系エラストマー(TPO)
 4.5 エポキシ系    英 一太
  4.5.1  エポキシ樹脂とエラストマーのグラフト反応
  4.5.2  CTBN変性エポキシ樹脂のモルホロジー
  4.5.3  エラストマーによるエポキシ樹脂の低応力化
5 エラストマーどうしのポリマーブレンド                   谷本嘉雄
 5.1 はじめに
 5.2 ポリマー分散
 5.3 補強剤および充填剤の分配
 5.4 架橋密度の分布
 5.5 エラストマーどうしのポリマーブレンドの応用
 5.6 おわりに
6 IPN                                        中條 澄
 6.1 IPNの種類
 6.2 Ⅰ型IPN
 6.3 Ⅱ型IPN
 6.4 Ⅲ型IPN
 6.5 工業化されたIPNおよび今後の方向
7 ブレンド助剤                                  田中晴彦、中川幹夫
 7.1 はじめに
 7.2 ブレンド助剤としての相溶化剤
 7.3 相溶化剤を用いたポリマーアロイ
  7.3.1  物性向上
  7.3.2  成形加工性改良
  7.3.3  スクラップ回収
  7.3.4  機能性付与
 7.4 おわりに

第3章 各工業におけるポリマーブレンド
1 ゴム工業におけるポリマーブレンド                     青沼光吉
 1.1 はじめに
 1.2 ポリマーブレンド技術の進歩
  1.2.1  架橋、混練によるエラストマーブレンド系の相変化
  1.2.2  分散粒子の大きさと形態
 1.3 ゴム工業におけるポリマーブレンドの事例
  1.3.1 エラストマー/エラストマーブレンド
  1.3.2  エラストマーへのプラスチックブレンド
  1.3.3  プラスチックへのエラストマーブレンド
 1.4 今後への期待
2 接着剤工業におけるポリマーブレンド                佐藤勝亮
 2.1 はじめに
 2.2 ブレンドの目的
 2.3 HMA製造におけるポリマーブレンド
  2.3.1  HMAの構成成分
  2.3.2  HMAのブレンド例
  2.3.3  HMAの製造(ブレンド)方法
3 塗料工業におけるポリマーブレンド                  小伊勢雄次
 3.1 はじめに
 3.2 溶解性と相溶性
 3.2.1  溶解パラメーターについて
 3.2.2  相溶性の判定方法
 3.2.3  相溶性の向上
 3.3 顔料分散性
 3.4 おわりに
4 自動車工業とポリマーブレンド                     大庭敏之
 4.1 はじめに
 4.2 自動車部品の樹脂化
 4.3 ポリマーアロイとは
 4.4 ポリマーアロイの応用
  4.4.1  車体外板
  4.4.2  バンパー
  4.4.3  エアロパーツ
  4.4.4  その他樹脂部品
 4.5 おわりに
5 エレクトロニクスとポリマーブレンド                   綾 敏彦
 5.1 はじめに
 5.2 永久制電材料
  5.2.1  はじめに
  5.2.2  ポリマーブレンド系制電材料
  5.2.3  "BAYON"
  5.2.4  "トヨラックパレル"
  5.2.5  新しい材料の開発
 5.3 コネクター材料
 5.3.1  はじめに
 5.3.2  ポリマーブレンド化の動向
 5.4 光ディスク材料
  5.4.1  はじめに
  5.4.2  PMMA系
  5.4.3  ポリマーブレンド、PC系
  5.4.4  新しい材料の開発
 5.5 IC封止材料
  5.5.1  はじめに
  5.5.2  封止材へのポリマーブレンドの活用

       

内容説明

本書ではポリマーブレンドの製造・性質・応用などを中心に実用面に力点を置いてまとめられており、個々のポリマーブレンドの具体例を取りあげている。

目次

第1章 ポリマーブレンドの製造(物理的方法;化学的方法)
第2章 ポリマーブレンドの性質と応用(汎用ポリマーどうしのポリマーブレンド;エンジニアリングプラスチックどうしのポリマーブレンド;エンジニアリングプラスチックと汎用プラスチックのポリマーブレンド;プラスチックとエラストマーのポリマーブレンド ほか)
第3章 各工業におけるポリマーブレンド(ゴム工業におけるポリマーブレンド;接着剤工業におけるポリマーブレンド;塗料工業におけるポリマーブレンド;自動車工業とポリマーブレンド ほか)