内容説明
本書は、現代における武道の意義とは何か―との問いかけを根底に、幸か不幸か、「幕藩」や「国家」といった重圧を、一身に背負わざるを得なかった武術家・武道家の挿話を集めて、その“心”を探究してみた。とはいえ、エピソードを集めるだけでは新鮮味に乏しいので、「徒手武術・武道」に拘り、併せて、素手の武術家が補助的に身をつけた手裏剣・鉄扇術などにも触れることにした。また、武道の極意についてヒントとなり得るものも、可能な範囲で収録している。
目次
第1章 (国譲り神話にみられる「手乞い」―建御雷神;日本最初の徒手格闘戦―野見宿祢;狐伝流の開祖―藤原鎌足;日本一、女柔の達人―巴御前 ほか)
第2章 江戸・幕末の武術家たち(柔気の開祖物語―市橋如見斉;水戸黄門のボディーガード―小瀧平十郎;死に身の覚悟―柳生十兵衛 ほか)