感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
4
「アリストテレスは道徳すなわち徳の道というものを両極端のあいだの中間を見出す智慧だと述べたとき、それは「フロニモスが分別に従って見出す中間である」と言った(ニコマコス倫理学)。…この伝統を受け継ぎ、発展させたアクィナスは思慮分別や賢明さが二つのいわば「標識」をめぐって動くと考えた。ひとつは判断の基準となるものであり、他のひとつは判断の対象である。…「思慮あるひとは、理性に属する普遍的な諸命題をも認識し、また、行為がそれに関わるところの、個別的なものどもをも認識する、ということが必然である」と言っている。」2025/12/10




