出版社内容情報
かつてアメリカ政府の閣僚クラスの演説草稿を書いた著者が書いた信仰の書。アメリカ・カトリック界のベストセラーの本邦初訳。・・・・・著者のエンツラー氏は、社会学博士号の持ち主で、生前、アメリカ合衆国の大臣クラスの演説原稿を書いておられたそうです。13人の子供さんの父親でもあり、その長男は司祭として現在活躍中です。兄上も司祭でした。氏の代表的な著作は『もう一人のわたし』で、日本語の他に6か国語に翻訳され、合計20回印刷され、100万部以上売れており、「最近の半世紀において、信徒によって書かれた本のうち、最も霊的に深いもの」と評価されています。(『あとがき』より) 293頁 (058)
感想・レビュー
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うえ
6
「私は高慢な者には謙遜を学ぶように願った。暴君には慈しみを、感情に支配され易い者には自制を、貪欲な者には寛大さを、怒り易い者には忍耐を、激し易い者には平静を」「パウロは絶え間なく祈ることについて語り、アシジのフランシスコは全被造物の兄弟性の概念のうちにそれを表現し、サレジオのフランシスコは「何も望まず、何も拒まない」という有名な言葉で、リジューのテレジアは「小さい道」で表現した」「トマス・アクィナスをニーチェと、ロヨラのイグナチオをナポレオンと、アシジのフランシスコをレーニンと比べてみよ」2015/09/24
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