出版社内容情報
フランシスコ・ザビエルの渡来からキリシタン弾圧に至るまでの百年のドラマを北海道から九州までを舞台に描く。・・・・・「よくキリスト教の土着とか、日本化とかが語られる。だが、それを語る前に私たちは、キリスト教のもつすぐれた文化性や祝祭性を見失っていないだろうか。南の長崎、有馬から、北の水沢、松前までの切支丹史が語ってくれぬそういう芸術性や祝祭性--文化の豊かさを私は想像して興奮せずにはいられないのである」(本文より) 344頁 (023)
フランシスコ・ザビエルの渡来からキリシタン弾圧に至るまでの百年のドラマを北海道から九州までを舞台に描く。・・・・・「よくキリスト教の土着とか、日本化とかが語られる。だが、それを語る前に私たちは、キリスト教のもつすぐれた文化性や祝祭性を見失っていないだろうか。南の長崎、有馬から、北の水沢、松前までの切支丹史が語ってくれぬそういう芸術性や祝祭性--文化の豊かさを私は想像して興奮せずにはいられないのである」(本文より) 344頁 (023)