俺はこわれちゃったんだよ―五行歌と文章で綴る在宅介護日記

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俺はこわれちゃったんだよ―五行歌と文章で綴る在宅介護日記

  • 河田 日出子【著】
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  • 市井社(2013/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882081227
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アルツハイマー発病から8年間 在宅介護で看取った妻の全記録在宅介護で看取ってから6年、生涯を社会福祉畑に捧げ、学者として在宅介護を提唱し、学生達を育ててきた人であるがゆえ、介護の記録を出版を決意。
8年間を克明に病気の進行の記録として書き綴った。

”八年の介護を通じて私が声を大にして申しあげたいことは、病人は何もわからないのではないということです。私も何もわからなくなったと時々思いました。何もわからなくなる、というのは世間の俗説です。
 夫は「俺はこわれちゃったんだよ」「俺はバカになっちゃったんだよ」と時々言いました。自覚がちゃんとあるのです。
 これを出版するに当たって当時の記録を読みかえしてみますと、夫は最後の日までこんなによくわかっていたのだと思わされました。
 人間の尊厳をきちんと持ち続けて逝ったのです。”(著者まえがきより)

高齢化社会、在宅介護に悩む方たちへ、ショートステイやケアマネジャーのちからも借りながら、乗り切ったひとつの真実の記録である。

1. 発端 ?2000?2004年
◇職場からの告発   ◇発病を予知させる出来事 
◇身が縮む思いの日々 ◇年賀状が書けない 
◇職から離れられない ◇再び仕事に 
◇発症から一年    ◇怒りっぽくなる   ◇子供のように喜ぶ 
◇ビデオ・クーラーの操作できず、見当識障害始まる 
◇発症から二年、病気の進行   ◇病気を自覚しだした   
◇驚くような出来事が  ◇息子一家といる時は穏やかな夫 
◇症状の進行      ◇幻覚を見るがまだ判断力もある 
◇意味不明の言葉を言い出す   ◇ストレス発散のための旅行 
◇治験に入る ◇発病から三年  ◇職場にいる妄想が酷い 
◇優しい気遣いをみせる   ◇初めての失禁 
◇正気と惚け、まだらに   ◇まだ、病気という自覚はある 
◇怒らない・焦らない・あわてない   ◇てんかんのような症状 
◇まだら惚け   ◇介護保険利用   ◇テレビを現実と思いこむ 
◇刃物は置いておけない   ◇ストレスを夜食で満たす 
◇徘徊はじまる  ◇トイレの便器で手を洗う 
◇寝室は一緒にした方が安心     ◇デイサービスセンターへ通所 
◇几帳面な夫   ◇家に帰らなきゃ、女房もいるし   
◇デイサービス行きでほっとする   ◇症状の進行に医師驚く 
◇興奮状態になる   
五行歌 

2. しつような絡み ?2005年
◇元旦から発作おこる   ◇デイサービスを増やす 
◇絡み   ◇海馬が痩せる ◇幼児のように遊ぶ 
◇ついに鎮静剤投与     ◇息子と三人で箱根に一泊 
◇鎮静剤投与半分にする   ◇デイケアも楽しむ 
◇歩き方、とろくなる    ◇「逃げるなよ」に考えさせられる 
◇ベッドで排尿   ◇鎮静剤は恐い? 
◇俺はこわれちゃったんだよ ◇デパートで失神 
五行歌 

3.管理排便 ?2006年
◇ぼんやりするようになる   ◇孫娘の中学合格 
◇私のことを心配   ◇介護のストレス解消の工夫 
◇周囲が共倒れを心配 ◇五行歌会の発会に参加 
◇病気の夫は敏感   ◇糞尿地獄 
◇排便管理で看護師さん依頼  ◇初めてのショートステイ  
◇五行歌会出席で気晴らし   ◇平澤記念病院の家族の会 
◇ショートステイ帰り、足が腫れる   ◇デイサービスで入浴 
◇管理排便とは   ◇病院以外、外出せず 
◇絡みやつきまといなくなる  ◇階段が下りられない 
◇週四日デイサービスに    ◇寝室に鍵をかけてしまう 
◇まだまだ判る夫、悪いことするなよ、と息子に言う 
◇ウトウト眠るようになる 
五行歌 

4.やっと夫婦になれた ?2007年
◇床に坐ったら立てなくなる   ◇寝がえりができなくなる
◇夫と一身同体   ◇失神起こる   ◇俺にもくれよ 
◇夫に暴力を振るう ◇初めての転倒 
◇発熱、朝晩ヘルパー依頼   ◇お金もかかる 
◇車椅子生活になる ◇要介護五になる 
◇大笑いする夫   ◇声かけは大切   ◇食が細くなる 
◇ありがとう、ありがたいと言う   ◇栄養食品とる 
◇医師の往診はじまる   ◇再度の発熱、肺炎になる 
◇痰の吸引     ◇咳込みがひどくなる 
◇栄養のある食品止める   ◇親類の見舞い 
◇覚悟   ◇夫の人生は成功でした 
五行歌 

著者プロフィール

河田 日出子[カワダ ヒデコ]
著・文・その他

内容説明

お出かけはいつも病院、アルツハイマーの夫にばりっとした背広を着せる。発病から8年間在宅介護で看取った妻の全記録。

目次

1 発端―2000~2004年(職場からの告発;発病を予知させる出来事は ほか)
2 しつような絡み―2005年(元旦から発作おこる;デイサービスを増やす ほか)
3 管理排便―2006年(ぼんやりするようになる;孫娘の中学合格 ほか)
4 やっと夫婦になれた―2007年(床に坐ったら立てなくなる;寝がえりができなくなる ほか)

著者等紹介

河田日出子[カワダヒデコ]
1939年、東京大塚に生まれる。明治学院大学卒。14歳の頃から、詩作。1977年、詩人・草壁焔太氏の主宰する詩誌『湖上』の同人となる。現在は氏が主宰する月刊『五行歌』同人。『婦人文芸』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tatsuo Eguchi

0
親の年代を考えると人ごとではない。2013/10/12

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