出版社内容情報
家元・談志が畏れ、名人・圓生が呆れた〈破滅型芸人〉から、いまでは〈老年の星〉と言い放つ川柳師。「平成の爆笑王」の異名をとり、まさに寄席になくてはならない噺家だ。なぜ川柳師の自伝がなかったのか不思議で仕方がないと囁かれていたのだった。昭和6年、埼玉・秩父生まれ。六代目・三遊亭圓生に入門、「さん生」と命名さる。その後、落語協会分裂騒動のゴタゴタもあって圓生門下を破門。昭和53年、柳家小さんによって「川柳川柳」を拝名。趣味は多種多様な書籍のなぐり読みと弦楽器いじりと豪語。もはや落語界では怖い者ナシ。珍談奇談が山積み。川柳とともに振返る昭和・平成の落語界。これまで門外不出とされていた自作艶笑噺も、この際だから思い切って四本収録、「あんまりスケベでゴメンナサイ」。ご用とお急ぎでない方はぜひ本書を紐解くべし。読まないと絶対ソンしますよ。
内容説明
“破滅型芸人”から、輝く“老年の星”へ。こんなにスケベでゴメンナサイ!門外不出の自作エロ噺も、思い切って収録。
目次
上席 平成の爆笑王による“ガーコン”的自叙伝(軍国少年;大戦突入;学徒動員;酒屋の小僧;小僧と落語 ほか)
下席 絶対放送禁止!自作艶笑落語集(川柳のヰタ・セクスアリス;楽屋助平列伝;間男アラカルト;東宝オ××コ事件)
著者等紹介
川柳川柳[カワヤナギセンリュウ]
本名・加藤利男。1931年3月23日、埼玉県秩父郡生まれ。横瀬村尋常高等小学校卒業。1955年8月、六代目・三遊亭円生に入門、「さん生」に。1958年3月、二つ目。1974年3月、真打。1978年、円生門下を離れ改名、「川柳川柳」に。出囃子は「やっとん節」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
道楽モン
せつお
ばっぱら
hiroshi
神在月
-
- 和書
- 血圧をみる・考える