内容説明
いかにして名作は生まれたのか。国際情勢や歴史的事件など、スパイ小説のウラ側を丹念に解き明かしたエッセイ評論集。
目次
第1章 レン・デイトン―『イプクレス・ファイル』の妙味
第2章 チャールズ・マッキャリー
第3章 サマセット・モーム―『アシェンデン』
第4章 ドナルド・ハミルトンとエドワード・S.アーロンズ
第5章 エリック・アンブラー
ジュリアン・シモンズとスパイ小説―あとがきに代えて
著者等紹介
直井明[ナオイアキラ]
1931年東京生まれ。1954年東京外国語大学インド語科卒。商社の海外駐在員としてカラチ、ヒューストン、ブカレスト、ニューヨーク等で勤務、2003年に外資系企業日本法人から退任。『87分署グラフィティ』で第四十二回日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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