三月の水―アントニオ・カルロス・ジョビン・ブック

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  • サイズ A5判/ページ数 250,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882028376
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ボサノヴァの創始者として『イパネマの娘』、『Wave』、『コルコヴァード』、『ワン・ノート・サンバ」など語り尽くせない名曲を残したブラジルの作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンに関する評伝、語録、ディスクガイド。

★目次 ●第一部 トムがいた風景―ボサノヴァ・ファンのためのリオ案内 ●第二部 マエストロの評伝―ジョビンの音楽人生。年代別、主要作品の詳細なディスクガイド ●第三部 パルセイロ(共同制作者)たち―フランク・シナトラ、ニュウトン・メンドンサ、ヴィラ・ロボス ●第四部トム・ジョビン語録 ●第五部 僕が選んだトムの十曲―『三月の水』、『想いあふれて』、『ジェット機のサンバ』、『ア・フェリシダーチ』、・・・など、それぞれの曲に関する知られざるエピソード、データ満載!

"ボサノヴァ・ギター奏法を編み出したもう一人の創始者、ジョアン・ジルベルトが9月11,12日(東京国際フォーラム)にて初来日公演決定!その他、ミルトン・ナシメント、セルジオ・メンデスなど続々来日決定。今年の秋は日本にボサノヴァ旋風が吹きそうです。この本はボサノヴァを語るに欠かせないトム・ジョビンを味わい尽くすのに最適の書です。"

内容説明

ボサノヴァの創始者として『イパネマの娘』、『ウェイヴ』、『コルコヴァード』、『ワン・ノート・サンバ』など語り尽くせない名曲を残したブラジルの作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンに関する評伝、語録、ディスクガイド。ボサノヴァ入門書としても最適の、本邦初の一冊まるごとトム・ジョビン・ブック。

目次

第1部 トムがいた風景―ボサノヴァ・ファンのためのリオ案内(ボサノヴァの聖地、生ビールの天国;チジュッカの森に行こう ほか)
第2部 マエストロの評伝(ボサノヴィスタ;ブラジレイロ)
第3部 パルセイロたち(ワン・ノート・サンバは誰が書いたか?;ヴェローゾにかかってきた一本の電話 ほか)
第4部 トム・ジョビン語録(幼年時代;職業としての音楽 ほか)
第5部 僕が選んだトムの十曲(三月の水;想いあふれて ほか)

著者等紹介

岩切直樹[イワキリナオキ]
1964年東京生まれ。大学卒業後、専門業界紙の編集記者の仕事のかたわら、小説、随筆などを執筆。東京都三鷹市井の頭在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rabbitrun

5
トム・ジョビンの数ある楽曲の中から1曲選ぶなら私も「三月の水」を推したい。この名曲の誕生秘話が読めるのは大変ありがたい。2016/01/16

引用

2
chega de saudadeはモダニズム、チャーリーパーカーでありコルビュジエでもあるかもしれない2020/12/05

In vino veritas

1
イパネマの娘で有名なアントニオカルロスジョビンの生涯、語録、音楽についてまとめたコラム。音楽エッセイにありがちな、自分に酔っている文体の気持ち悪さがあふれていて逆にクセになる。特に前書きと後書きは絶品である。 ジャズの名盤が台詞に出てくる美味しんぼのソルトピーナッツを思い出させる気持ち悪さ。前置きで自分はボサノヴァの専門家ではないが愛する気持ちは誰にも負けない、だとかトムジョビンへの自己満メッセージを長々と書くあたりは村上春樹に似ている。garota de Ipanemaが良い曲なので許せる気がしてきた2016/07/17

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