イギリス史の新潮流―修正主義の近世史

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882026716
  • NDC分類 233.05
  • Cコード C0022

出版社内容情報

 イギリスにおける最近の研究動向をわかりやすく解説し、豊富で多彩な成果を紹介、修正主義的な研究に検討を加えて、新しい近世史像を抽出する論文集。従来の枠組みが揺らぐなかで歴史研究の可能性を問う入門書でもある。

 序章 修正主義とイギリス近世史(岩井淳/指昭博)
 第一部 近世史の新動向 
  第1章 絶対王政と「行政革命」(井内太郎)
  第2章 宗教改革(指昭博)
  第3章 ピューリタニズムと革命(岩井淳)
  第4章 王政復古と名誉革命体制(山本範子)
 第二部 近世史の諸分野
  第5章 「市民革命」と「商業革命」(大西晴樹)
  第6章 都市(唐澤達之)
  第7章 中流階層とジェントリ(道重一郎)
  第8章 民衆文化とその変容(菅原秀二)
  第9章 ブリテン史(山本正)

内容説明

1970年代以降の研究動向をわかりやすく解説し、豊富で多彩な成果を紹介、修正主義的な研究に検討を加えて、新しい近世史像を抽出する。従来の枠組みが揺らぐなかで歴史研究の可能性を問う入門書。

目次

修正主義とイギリス近世史
第1部 近世史の新動向(絶対王政と「行政革命」;宗教改革;ピューリタニズムと革命;王政復古と名誉革命体制)
第2部 近世史の諸分野(「市民革命」と「商業革命」;都市;中流階層とジェントリ;民衆文化とその変容;ブリテン史)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶ケーキ

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イギリス史における修正主義がどのような問題を喚起したのかをいくつかのテーマ(産業革命、ピューリタン革命、都市化など)から検討。専門的であんまり入門書ではない。2016/06/16

伊藤直起

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一言で表すと「難しい」。 イギリス史の修正主義に関して幾つかのテーマごとに歴史学の変遷を追っている。 いわゆる「イギリス革命」に関しての解説が多くの紙幅が割かれているので、革命史に関して学びたい方は、過去の研究者がそれについてどう捉えてきたのかを知る上で読むといいだろう。2021/04/09

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