出版社内容情報
競輪の持つ「人間が走る魅力」「勝負を推理する面白さ」を語ったものは少ない。スポーツとしてケイリンが見直されるなかで、彼らはなぜ選手になり、何を背負って走るのか?競輪学校の同期生の密着取材を通して明かす人間ドラマ。
内容説明
それぞれの思いを抱いて競輪界に飛び込んだルーキー集団を密着取材。彼らは何を目指して走るのか。競輪学校同期生、その旅立ちと死闘を描く人間ドキュメント。
目次
第1章 子持ちルーキー奮闘記―毛利昇平(デビュー戦前夜;日本競輪学校の十ヵ月;師匠との幸運な出会い ほか)
第2章 七九期生 それぞれの出発―闘いは始まった(落車―伊藤嘉浩;激突―小谷文吾;一勝の重さ―川口広司 ほか)
第3章 ルーキーチャンピオンレース―選ばれた九人(在校生成績第一位―西本龍;補欠選手―田中雅史と井出健;最後に動く―八日市屋浩之 ほか)