出版社内容情報
“三輪史学”ともいうべき独自の現代史論を展開する著者の小論文や随筆など、折々の精神を映すものとしてまとめた同時代史と歴史への視座。歴史の散索道(さんさくどう)とは、歴史研究の街道筋からちょっとはずれて(だが、本道を意識して)見えるもの、考えること、を意味します。
はしがきにかえて――最終講義
第1部 『葉隠』とキリシタン、土着と外来、英語文献にみる武士道、『葉隠』、サムライ、 生と死の極意 ほか
第2部 個人的なあまりにも個人的な鏡、三輪山、有明山、アメリカの臭ほか
第3部 和の文化と義の世界、海洋的人間の国際感覚、狂気の1930年代、新渡戸稲造「復 権」広田弘毅再考 ほか
第4部 失われた心理的モーメント、「日ソ相互不可侵条約」の顛末と今日、北方領土問題の 解決の条件はこれだ、北方領土問題のゆくえ ほか
目次
第1部 『葉隠れ』とキリシタン(土着と外来;英語文献にみる武士道・『葉隠』・サムライ;生と死の極意 ほか)
第2部 個人的なあまりにも個人的な(鏡・三輪山・有明山;満蒙拓魂碑;戦後を生きのびて五十年 ほか)
第3部 和の文化と義の世界(海洋的人間の国際感覚;和解と理解のシンボル;狂気の1930年代 ほか)
第4部 失われた心理的モーメント―1990年夏の提案(「日ソ相互不可侵条約」の顛末と今日;北方領土問題の解決の条件はこれだ;北方領土問題のゆくえ ほか)
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