出版社内容情報
文学・歴史・法律・政治・言語といったさまざまな角度から、異文化としての英米文化にアプローチした論集。多様な論文15篇から、英米文化の特殊性と普遍性を見いだそうとする「英米文化学」の試み。
第1部 イギリス文化研究
▼『パミラ』再読
▼<多様性としての自由概念>の歴史的考察
▼イギリスの情報公開法案と「知る権利」をめぐる一考察
第2部 アメリカ文化研究
▼キャサリン・アン・ポーターにみる障碍者と家族、社会の姿
▼イーディス・ウォートン『歓楽の家』にみる消費社会と女性
▼作品にみるアーサー・ミラーの社会意識と女性の位置
▼アメリカ移民問題の現代的展開
▼ハーレム青少年開発協会
▼ニューヨーク世界都市空間の宗教学的意味
▼アメリカの「文化戦争と政治」
第3部 英語文化研究
▼発話と意味
▼言語獲得論と生得性
▼後期中英語
▼コンテント中心の教育の理論と実践
▼英語の授業における生教材の活用法
内容説明
イギリス・アメリカ―異文化へのアプローチ。文学・歴史・社会・言語―さまざまな角度から探る特殊性と普遍性。
目次
第1部 イギリス文化研究(『パミラ』再読―パミラは偽善者か?;“多様性としての自由概念”の歴史的考察;イギリスの情報公開法案と「知る権利」をめぐる一考察)
第2部 アメリカ文化研究(キャサリン・アン・ポーターにみる障碍者と家族、社会の姿―『彼』、『休日』論考;イーディス・ウォートン『歓楽の家』にみる消費社会と女性;鋼鉄と硝子―作品にみるアーサー・ミラーの社会意識と女性の位置 ほか)
第3部 英語文化研究(発話と意味―語用論的意味の生成と解釈;言語獲得論と生得性;後期中英語―『カンタベリー物語』の“序詞”を通して ほか)