内容説明
劇作家ロレンス知られざるもう一つの顔!『チャタレイ卿夫人の恋人』の原点。親子、夫婦、嫁姑の激しい確執を描く、本邦初訳を含む炭坑夫劇の三部作。
感想・レビュー
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takeakisky
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いきいきとした人間と会話は期待していなかったが、彼の小説を読むのと驚くほど同じ気分になる。まして、風景描写がない分、凝縮されてしまうのだろう。炭鉱夫の金曜日の夜、すじは息子たちと恋人たちの一部。二本目、嫁、一本目より、いい。はっとさせられるところもある。結婚一月半の、既にぎくしゃくした夫婦が、ある出来事から互いへの見方を再考する。最後は、ホルロイド夫人やもめになる、粗野で嫌な男たちが続き、食傷。中途半端な因果応報。芝居としたら嫁(義理の娘)がこの中では一番かな。2025/06/14
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