内容説明
ヘミングウェイ文学の核心をなす短篇の読み方が変わる!ヘミングウェイを甦らせる斬新なアプローチ。ヘミングウェイ生誕百周年記念出版。
目次
「ミシガンの北で」―女性文化と男性文化の衝突
「三発の銃声」に隠された不安の源―「あいのこ」と「銀のひも」
「兵士の故郷」―無力化された言語
ヘミングウェイのアメリカ―「殺し屋」と「ワイオミングのワイン」の背景
「キリマンジャロの雪」―再生のストラテジー
ヘミングウェイ・コードの問題―「フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯」論
Ernest Hemingway’s Oak Park Years―Early Sources of His Art