内容説明
ユートピアとしての都市、ディストピアとしての都市、「愛の共同体」を求める黒人都市小説を読む!リチャード・ライト、ラルフ・エリスン、ジェイムズ・ボールドウィン、トニ・モリスンの作品を中心に。
目次
序 ユートピアとディストピア
第1章 都市へ向かう
第2章 都市文化
第3章 地図のない都市―リチャード・ライトの『アメリカの息子』
第4章 絶えず出現する都市―ラルフ・エリスンの『見えない人間』
第5章 壁の上の番人―ジェイムズ・ボールドウィンの『山に登りて告げよ』
第6章 愛の共同体―トニ・モリスンの『ビラヴド』
エピローグ 見えない歴史、見えない都市