内容説明
世紀末に甦る渇望の文学!異彩を放つ高橋たか子の文学世界に光を当てる多角的な“書き下ろし”論集。
目次
絶対的な他者を求める不毛な自我の円環―高橋たか子の罪と夢
ロンリー・ウーマン―出発期をめぐって
「人形愛」の赤い薔薇
沈黙を超える言葉―「霊的著作」に関する覚書
『空の果てまで』
『没落風景』―モーリヤックの「影響」を検証する
『誘惑者』を読む―内部の魔への擬視
魂の遊歩者(フラヌール)―『装いせよ、わが魂よ』論
『怒りの子』論―「顔」の主題
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