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内容説明
野坂スパイ説を最初に唱えた日系人。ロサンゼルス、モスクワ、延安…GHQ要員として来日経験のある著者が、その疑惑を追及した執念の記録。
目次
第1部 野坂参三、三重スパイ説をめぐって
第2部 日本の情報工作員
第3部 日系アメリカ人の戦争
第4部 野坂参三との闘いの軌跡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
13
1995年刊行。著者は1914年生まれの日系二世のアメリカ人。第二次大戦中は強制収容所に入れられ、そこから情報兵士として志願した過去を持つ。日系人の地位向上にも尽力した人物のようだが、アメリカ軍に志願した過去から戦前の日本の悪行をことさら指摘しているのはまだいいが、中共にはかなり融和的な思想をもった人物ではないかと思った。慰安婦の非難決議を主導したのが下院議員のマイク・ホンダだが、二世のこういった考えが後の世代を左派寄りにしてしまったのではないだろうか。だから共産党を裏切り同志をソ連に売った野坂参三は許せ2020/09/18
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