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内容説明
ネオレアリズム文学の鬼才オリヴェイラが、ポルトガルの曠野を背景に、幻想的な手法で描く愛と憎しみの世界。本邦初訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨宿り
4
【あ・雨】腐心するダメ男達の、叙情的な2日間。口は災い云々、下世話な失敗で招かれた悲劇はありがちだけれど、雨が降りしきる陰鬱な秋の雰囲気の中で、老い凍てついた愛と、燃え上がる若い恋が対照的。愛情の流れの止まってしまった屋敷の中での、ダメ夫と冷静な妻の会話は面白い。オペラでも観劇しているみたい。2009/08/05
しまきりん
1
やるせない。文体が面白い。タイトルが、読後に、じわじわ来る。2024/10/06
kuppy
0
通常、花粉が濡れやすい雨の日は蜜蜂は活動的ではないでしょうから、人間であれば余計なことををしてしますのでしょう。なんとも悲劇的であると同時に喜劇的です。2016/09/08
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