ポルトガル文学叢書
雨の中の蜜蜂

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784882022022
  • NDC分類 969.3
  • Cコード C0097

内容説明

ネオレアリズム文学の鬼才オリヴェイラが、ポルトガルの曠野を背景に、幻想的な手法で描く愛と憎しみの世界。本邦初訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨宿り

4
【あ・雨】腐心するダメ男達の、叙情的な2日間。口は災い云々、下世話な失敗で招かれた悲劇はありがちだけれど、雨が降りしきる陰鬱な秋の雰囲気の中で、老い凍てついた愛と、燃え上がる若い恋が対照的。愛情の流れの止まってしまった屋敷の中での、ダメ夫と冷静な妻の会話は面白い。オペラでも観劇しているみたい。2009/08/05

しまきりん

1
やるせない。文体が面白い。タイトルが、読後に、じわじわ来る。2024/10/06

kuppy

0
通常、花粉が濡れやすい雨の日は蜜蜂は活動的ではないでしょうから、人間であれば余計なことををしてしますのでしょう。なんとも悲劇的であると同時に喜劇的です。2016/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/202115
  • ご注意事項

最近チェックした商品