続十六の墓標 - 連合赤軍敗北から十七年

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続十六の墓標 - 連合赤軍敗北から十七年

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784882021674
  • NDC分類 289
  • Cコード C0036

出版社内容情報

逮捕後の女性リーダーが苦闘しながらも生きることへの意味を見出してゆく軌跡をたどる! 自筆画多数収録。収録内容 1 控訴審判決 2 人生の学校の始まり 3 同志たちとの再会 4 「共産主義化」と総括論争 5 ハイジャックと党派からの離脱 6 同志殺害を巡って 7 その後の連合赤軍

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

belier

1
獄中で考えたことを語っている。やはり極めて生真面目な人。自作の挿絵もそれを示している。事物の観察も細かい。だが私的な感情を語らなかったと最後まで批判されている。たしかにそうだが、連合赤軍の場合は、理想を掲げた人たちがなぜ暴走したかのほうがより重要なのだろう。無意識的にはともかく、彼女は党のことしか頭になかった。森恒夫の大言壮語で建前にすぎなかった「共産主義化」というお題目を、永田はあまりに素直に受け取り実現させ、森も負けじとさらに強化した。それにしても、人間の命をも軽んじてしまう、言葉の怖さ、心すべしだ。2020/07/24

猫草

0
何年たっても生身の己と向き合ってない、浅薄な言い訳の羅列。これだけのことを引き起こしたのに、ただひたすら反権力なだけで思想も哲学もない。永田洋子3冊読んで苛立ちが残った。もっと一人の女として人として向き合って欲しかった。2010/10/05

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