内容説明
日本と4つの大陸を高速交通システムで結ぶ今世紀最大のスーパープロジェクト、国際ハイウェイの建設は、1981年11月の第10回「科学の統一に関する国際会議」で提唱され、その起点となる「日韓を結ぶトンネル」の調査工事はすぐに開始された。それから10余年。これは、その実態を明らかにした唯一の総合レポートである。
目次
第1章 国際ハイウェイ建設の発端
第2章 日韓トンネル建設の現実的な意義
第3章 本格調査と研究の充実
第4章 地質調査結果と諸問題
第5章 トンネル屋の気概
第6章 周辺地域の開発と展望
第7章 経済効果と資金調達
第8章 東アジア経済圏へ続く道