内容説明
ポストコロニアル理論とはなにか。文学と植民地支配言説との関係とは?ジェンダー、人種、階級と植民地イデオロギーとの関係とは?グローバル化とネオ・コロニアリズムとは?植民地主義、ポストコロニアル理論、歴史背景を徹底的に解説。通常、複雑かつ難解と思われているポストコロニアル理論における論争を数々の具体例を交え、明晰に概説する「ポストコロニアル理論」の入門書。
目次
1 コロニアル/ポストコロニアル研究とはなにか(専門用語の整理:植民地主義、帝国主義、新植民地主義、ポストコロニアリズム;植民地主義から植民地言説へ;植民地言説 ほか)
2 コロニアルなアイデンティティとポストコロニアルなアイデンティティ(人種的・文化的差異はどのように構築されるのか;人種、階級、植民地支配;精神分析学と植民地主義主体 ほか)
3 植民地支配への挑戦(ナショナリズムとパン・ナショナリズム;文学と「ネーション」;パン・ナショナリズム ほか)
著者等紹介
吉原ゆかり[ヨシハラユカリ]
初期近代イングランド演劇専門。九州大学大学院文学研究科博士課程中退、筑紫女学園大学文学部英語学科助教授を経て、現在筑波大学文芸・言語学系講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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