内容説明
天動説から地動説への変転に始まる近代。科学革命は合理的思考を促し、同時にヨーロッパの知識人に不安と衝撃をあたえた。文学者たちはどう対処したか。ダンとミルトンの作品にそのことを刻明にたどる。
目次
モザイクの世界
新しい哲学
マニエリスムの詩人
世俗詩と宗教詩
『失楽園』と新しい哲学
著者等紹介
早乙女忠[サオトメタダシ]
1930年東京都に生まれる。1958年東京都立大学大学院人文科学研究科(英文学専攻)博士課程修了。中央大学名誉教授
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