内容説明
「聞く」、「見る」、「読む」。人間の情報受容に関する認知機能の仕組みを、「言語脳」との関係から明らかにし、外国語教育の新しいあり方を探ろうとした意欲作。外国語教育の研究者のみならず、現場の教師にも示唆に富んだ必読の書。
目次
1 言語脳と言語獲得(言語脳の発見;言語産出のプロセス;普遍文法 ほか)
2 「聞く」こと(「聞く」ことの基本的仕組み;「聞く」とは;「聞く」ことの特徴 ほか)
3 「見る」こと(「見る」ことの基本的仕組み;「見る」ことと教育;映像・視覚情報の影響力と効果 ほか)
4 「読む」こと(「読む」ことのメカニズム;「読む」ことの入力;ことばの認識 ほか)
5 認知理論にそった外国語教育のために(成人の外国語習得における制約;認知機構の働きにあった外国語教育とは)