内容説明
白隠禅師の人間性が浮かび上がる。大観文珠によって刊行された『白隠年譜』は、禅師生前に東嶺によって編まれた『草稿』を刪訂したものである。本書は、より記述内容の豊かな『草稿』を主として『年譜』を従とし、さらに禅師の仮名法語や語録、墨蹟、東嶺年譜や同時代の原宿の記録等を合わせて再編成した。
目次
貞享乙丑二年(一六八五)一歳
貞享丙寅三年(一六八六)二歳
貞享丁卯四年(一六八七)三歳
貞享戊辰五年、元禄と改元(一六八八)四歳
元禄己巳二年(一六八九)五歳
元禄庚午三年(一六九〇)六歳
元禄辛未四年(一六九一)七歳
元禄壬申五年(一六九二)八歳
元禄癸酉六年(一六九三)九歳
元禄甲戌七年(一六九四)十歳
元禄乙亥八年(一六九五)十一歳
元禄丙子九年(一六九六)十二歳
明和丁亥四年(一七六七)八十三歳
明和戌子五年(一七六八)八十四歳
著者等紹介
芳澤勝弘[ヨシザワカツヒロ]
1945年、長野県に生まれる。同志社大学を卒業後、1980年、禅文化研究所主幹、2004年、花園大学国際禅学研究所教授・副所長を経て、現在、同研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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