内容説明
元旦の朝、竹竿の先に髑髏をつけて「ご用心、ご用心」と言って歩いた風狂の禅僧一休。本書は、この一休の作になるという、奇抜この上ない警世の書である。躍る骸骨、抱き合う骸骨、さまざまな姿態の骸骨がくりひろげる現世の絵巻。昭和59年発刊の同書を、カラー図版、廉価にて復刊。
目次
『一休骸骨』(柿崎家本)図版と釈文
『一休骸骨』解題
「一休の骸骨」訳注
柿崎家本『一休骸骨』に寄せて
著者等紹介
柳田聖山[ヤナギダセイザン]
大正11年(1922)、滋賀県生まれ。京都大学人文科学研究所所長を経て、京都大学名誉教授。中部大学国際関係学部教授、花園大学国際禅学研究所所長を歴任し、平成18年(2006)に逝去
早苗憲生[サナエケンセイ]
昭和17年(1942)、長野県生まれ。元禅文化研究所資料室主任。現在、妙心寺派保壽寺(長野県飯田市)住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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