内容説明
何度読んでも、やはり禅僧の逸話はおもしろい。禅僧たちがくりひろげる、奇想天外な行動や発言。ただの笑い話かと思えるが、ちょっと奥がありそうだ。その奥を読み始めると、このシリーズのとりこになる。シリーズの中から特によりすぐった禅門逸話221話。まずは、この一冊から、どうぞお楽しみに。
目次
藩政を狂歌で諷刺―仙〓(がい)義梵
乞食坊主に間違えられた仙〓(がい)さん
踏み台となった仙〓(がい)和尚
黒田侯の菊を刈り取る
家老に「バカバカ」と書く
めでたい言葉
ぐるりっと家を取り巻く貧乏神
太鼓の音を描く
素久さん
知っとるならたずねるな〔ほか〕



