横浜の“ロック”ステーション TVKの挑戦―ライブキッズはなぜ、そのローカルテレビ局を愛したのか?

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横浜の“ロック”ステーション TVKの挑戦―ライブキッズはなぜ、そのローカルテレビ局を愛したのか?

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784866471563
  • NDC分類 699.66
  • Cコード C0073

内容説明

僕たちの音楽はいつもTVKにあった―。『ヤング・インパルス』『ファイティング80’s』『ファンキー・トマト』『ミュージックトマト』『ライブトマト』『saku saku』etc.懐かしい記憶が今、その制作の裏話と共に蘇る!宇崎竜童、佐野元春、大友康平、奥田民生、宮田和弥ほか、貴重なインタビュー掲載!

目次

第1章 横濱インディペンデント
第2章 ファイティング80’s STYLE
第3章 音楽映像の時代がやって来た!
My Sweet TVK on my mind―TVKに纏わる思い出についての書面によるインタビュー
第4章 LIVE GOES ON
第5章 バトンをつなぐ

著者等紹介

兼田達矢[カネダタツヤ]
1963年、兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。86年、ダイヤモンド社出版研究所に入社。「FMステーション」編集部にて4年半編集を担当して、退社。90年8月よりWOWOWの音楽情報番組「WOO MUSIC SATELLITES」の制作に携わる。92年10月からフリーランスの立場で、ラジオ/テレビの番組企画、構成、音楽イベントの企画、様々なアーティストのインタビュー、書籍制作、さらには音楽電子書籍「Gentle music magazine」の発行などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

じょうこ

10
かつてのテレビ神奈川(TVK)の1970年代後半以降のミュージックシーンにおける重要性を追っかけた渾身ルポルタージュ。宇崎竜童、佐野元春、PUFFY他ミュージシャンのインタビュー18も収録。80年代、90年代以降の音楽番組作り、人と人とのつながりが音楽とともに描かれ、懐かしさとともに楽しい読書時間だった。表紙裏表紙、章扉で使われている空撮写真(かつてのTVKの社屋とマリンタワーが見える)が郷愁を誘う。私にとっては収録を見に行った思い出と憧れ、その後の仕事人生(制作)がだぶってふんわか幸せになれた。2025/01/30

Kb54081271Kb

2
岡山の田舎育ちで、ロックに一番飢えていた中高生時代、当時の西日本放送の夜中に放送される、ミュートマ、ビルボードTop40は、夢のような番組でした。そんな番組を制作していたのがTVK。このノンフィクションは、当時の熱い番組制作の裏側を伝えてくれます。 2022/04/20

towerofthesun

2
東京キー局への対抗心から、独自路線を模索していく中で「音楽」という強みを身につけていったTVKの軌跡を、住友利行という局立ち上げ一期生の存在を軸にまとめた力作。関わったバンド、アーティストを見ていくだけでも、TVKがかつての「バンドブーム」を作った一つの大きな土壌だったのだとわかる。多チャンネル化時代と入れ替わるようにして住友氏は退社したが、そのさらに先のネット時代サブスク時代に、何を思うのか? 学ぶべきところがあるとすれば、「オルタナティブとして時代時代にアジャストしていく」という姿勢だろうか。2022/02/15

AMOROS

1
サンテレビでよく見てた音楽番組の数々。先月復活した saku saku も音楽番組やね。2022/09/04

gogo

1
ガキの頃、懸命に42chにダイヤルを合わせていたのを思い出しました。ブルーハーツ、シオン、ストリートスライダース、中村″あ、ごめん”真理…裏側にこんなに熱い思いを持ったテレビマンがいたとは!トマトの由来をやっと知る事が出来ました。2022/04/18

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