- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
内容説明
成功するエッチなゲーム作りに役に立つ。実例サンプル満載。
目次
第１章 エッチなゲームシナリオとは？（抜きゲーだけがエッチなゲームじゃない；魅力的なエロゲシナリオにするために大切なこと）
第２章 エッチなゲームシナリオを書くために必要なこと（エッチにするための基本；エッチにするためのテクニック）
第３章 実際に書いてみよう（実践編）（純愛系・萌えゲー；抜きゲー（和姦系） ほか）
第４章 実際のエロゲ制作現場（依頼形態（メインライターの場合；サブライターの場合；ヘルプの場合；企画・立案から行う場合）
予算との相談 ほか）
著者等紹介
灰猫［ハイネコ］
１８禁ＰＣゲームのシナリオライター。デビュー作『ナースのお勉強やさしくわかる基礎看護技術（入門編）』（アトリエＤ）でソフ倫ゲームアワード・フェチ部門賞を獲得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
13
その道のプロによるゴリゴリの専門書、ということに間違いない、のだが…。わりかし生真面目にエロゲの言語学とかゲームシステム論を期待していたのだけど、だいぶ違った。表紙には「実例サンプル満載」とあって、これに間違いはない。けど、その内実は、本の半分がエロエロダイアローグ（解説はちょびっと）っていう…。少しだけ興味を持ったのは、エロシーンの尺の長さの目安を「キロバイト」で表現するっていう専門っぽい記述だけだった。それよか、この本の巻末には同出版社発行の「真説・触手学入門」なる刊行物が紹介されているのだが、だが、2017/03/15
くろまによん
7
ゲームのシナリオライター系の本は数あれど、ゲームのエロシーンに特化した本はほとんど見かけたことがなかったため、高い金を積んで購入。ウチに届くまでの間に期待値が高まりすぎたためか、読み終えてしばし呆然とした。書く間に自然と理解していた内容が多く、かゆいところに手の届くようなものではなかった。狙いをつけているあと一冊の方に期待したい。とはいえ、ともすれば忘れてしまう事柄をしっかり明文化してあるので、備忘録としては有用。初心者には特に。2014/10/02
○○○ ○○
3
例えば普通の小説作法であれば「説明ではなく描写をしましょう」と書いてあるが、この本では折に触れて「説明させる」ことが描かれている。主人公にヒロインを説明させ、ヒロインにフェラしている自分を説明させ、ヒロインを寝取った男がなぜそうしたかを説明する。ここには説明というコミュニケーションにまつわる不斉一な力関係が剥き出しになっている。そしてその説明自体もまた、一枚絵に従属するテキストという階層的な力関係の構造の中で成立する。フェラをしながら延々自分語りを続けるヒロインは、一枚絵があるからこそ可能な表現なのだ。2014/05/19
すがし
3
……なにを読んでるんだお前は、とツッコまれそうだが、エロゲーを「プレイする」のと「作る」のはまったく違うという点をどうかご理解いただきたい。多少割高な感があるのは確かだが、予想以上に内容のある本で、一文の長さから、ジャンルによる文章の書き分け、果ては「！」の使用頻度で記号的に文章のテンションを表現する方法など非常に具体的なテクニックについて解説しており、「わかりやすい軽い文章」を研究する上ではかなりためになる一冊に仕上がっている。逆に自分で文章を書かない人にとってはあんまり意味のある内容ではない。2013/01/12
あかふく
2
いわゆる抜きゲーに焦点をあてたシナリオ執筆教本。キャラ設定から喘ぎ声、卑猥な単語の使い方、はては仕事の仕方まで。プレイするためにも参考になる記述があり、かなり有益。2013/04/19
