- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > ブックガイド
- > 本を出したい人のために
内容説明
ヒット作品の特徴や「ここが上手い!」といった分析で、創作のポイントをわかりやすく解説。あの「女神転生」シリーズの西谷史とライトノベル評論家・榎本秋が教える、マル秘執筆テクニック講座。
目次
第1講 「対談 進化する文体」
第2講 プロットの作り方を学ぶ(既存作品から学ぶ;ストーリーに生かす ほか)
第3講 描写力を研く(イメージを図にしてみる;書く要素と、書く順番を決める ほか)
第4講 文章技術を鍛える(基礎編)(主語と述語をはっきりさせる;修飾語の並べ方に気をつけて ほか)
第5講 文章技術を鍛える(応用編)(比喩;会話と地の文の融合 ほか)
番外編 食事や料理でキャラクターを立てる
著者等紹介
西谷史[ニシタニアヤ]
三重県生まれ。北海道大学卒業後、メーカーに勤めながら短編作家としてデビュー。1986年『女神転生』(徳間アニメージュ文庫)でライトノベル作家に。長編伝奇小説を中心に73年の著書がある。現在は榎本秋氏とともに、東放学園映画専門学校で小説の書き方を教えている
榎本秋[エノモトアキ]
作家・文芸評論家・出版プロデューサー。1977年東京生。ライトノベル・歴史に関する原稿執筆・書籍製作・編集などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
35
10年以上ぶりに再読。基本的な事が学べる良書です。2022/12/18
aoringo12
3
全体的にわかりやすく、例文あるので参考になります。重点を小説の「雰囲気」に絞っているので、以外と他の「書き方」本と被りません。チェックリストとしての利用方法として良い本になるかと思います。2012/02/23
ハイちん
2
今から偉そうなことを言います。この本を読んだだけではすごいライトノベルは書けないと思います。すごいライトノベルを書くには、やはり書かないとダメです。この本は理論を懇切丁寧に教えてくれますが、それを読んだからと言って書けるようにはならない。この本はあくまで理論・技術の理解を促進するもので、この本で述べられている理論、技術を踏まえたうえで、書く。あるいは読む。その積み重ねが必要だと思います。と、悪口を言いましたが、この本で一番面白いと思ったところは、ラノベ作家である著者が狂気を感じるほどに研究熱心なことでした2014/08/08
kiji
1
具体例をあげながらの解説は分かりやすく、よりよい文章をかくためのよい参考書だと思いました。ラノベの文体や手法は、ここ20年あまりでずいぶん進歩しているようです2013/06/26
露久保 アユル(凹 露)
1
一つ一つ丁寧に書いてあったのでとても分かりやすかったです。既に出ているライトノベルで例えてくれている部分も面白くて、読んだことない作品も読みたいなど思いました。本当に初めての方は読むと凄くタメになって、今書いている方が読むと基礎の復習をやっているような感じになりそうですね。