内容説明
世界初の萌え『論語』解説書。学びて時にこれを習う亦た説ばしからずや。
目次
仁―良心的に生きる
礼―礼儀正しく生きる
義―正義を優先する
忠―真心をつくす
孝―親を大切にする
道―正しいやり方、正しい生き方をする
徳―人間本来のよさを開花させる
君子―みんなを教え導けるりっぱな人になる
政―よりよい社会の実現を目指す
天―すべてを主宰するものを意識する
論語が説く学び方・教え方
論語が説く生き方・あり方
著者等紹介
福田晃市[フクダコウイチ]
福岡県に生まれる。経世済民の方法をさぐるため、中国古典に学びながら、大学では政治学を学び、大学院では教育学を学ぶ。その後、いくつかの職を転々としながら、「古為今用=古人の知恵を現代の問題解決に役立てる」の精神で、執筆活動を続けている。2008年度より、SBI大学院大学講師として、朱子学と中国兵法を紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白義
9
平明な文章と萌え漫画による解説にとどまらず、なんと巻末に朱子の注釈を土台にした論語の全文訳がついていて、相当なコストパフォーマンス。内容もイラストはきちんと中身の四コマまできらら風のもので、ネタ要素はあまりないが、孔子の教えを半端に理解失敗したりする話もたまにあり、意図せずして本文の解説の裏をかいたりするのが面白い。内容は当然とてもいいが、欲を言えばあくまで漫画は「孔子の教えのエピソード化」で、表紙の可愛い孔子ちゃんや弟子たちの話が漫画になっているのではないところが残念2013/11/23
niomoc
0
[★★★]表紙の孔子ちゃんがマンガで教えてくれるのかと思ったらそうではなく、別のキャラが身近な題材のマンガで表現って感じ。個人的には、もちょっと解説が読みたかったかな。2013/12/06
Qちゃん@坂本総合研究所
0
以前何かの本で読んだ「修身斉家治国平天下」という言葉が非常に好きで、中国古典の世界に足を踏み入れてみたいと思い、本書を購入。入門には本当にいい内容で、各ページに4コマ漫画もついててさらっと読めます。最近「道徳」というものが非常に重要だということに気がついたわけですが、論語はうなづける事項が本当に多かったです。「中身と外見を両方大切にする」というのは、つい最近重要性を実感していることですが、すでに論語の中で語られていることでした。これはすごい、ということで次は「孫子ちゃんの兵法」を読みます。(笑)2012/03/10