内容説明
なぜ、投資家は失敗するのか？投資技術を学びながら、投資家として考えるべきこと、やるべきことを追究すれば、負けない投資家になれる。相場が乱高下しても、まったく動じない、強い心になれる。
目次
第１章 お金とは何か
第２章 投資と投機
第３章 ゴール
第４章 リスク
第５章 チャンス
第６章 知恵と知識
第７章 希望と不安
第８章 行動
第９章 孤独
第１０章 忍耐
第１１章 楽しむ
第１２章 継続は力なり
著者等紹介
松下誠［マツシタマコト］
１９６７年福岡県生まれ、富山医科薬科大学卒業後、製薬会社入社。２００１年２月製薬会社のＭＲ（医薬情報担当者）時代に、株式投資と商品先物投資を開始。２００５年ドリームワークス株式会社（現：まこと投資スクール）を設立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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14
【投資の哲学】って視点がおもしろいな。と思って借りましたが、蓋をあければ哲学を投資に当て込む。て内容でした。だから結局は＜生き方＞の話。＜人生に於いてもそうですが＞の枕詞多用でした。エジソンの＜私は失敗したことはない～＞とか超有名な引用、今更ここで使うか？＜投資＞の目標を＜お金＞にするな。お金の先にある体験をイメージしろ。とか投資が楽しいと感じないならやり方間違ってる。とか。でも具体的にこうしてみなよ。は一切なし。なんせ哲学の本だからね。哲学本としては薄味。投資本としては無味。そんな一冊でした。2023/01/31
たいけい
14
2022年９月２日（金）読了。八読。しばらく読んでいなかったが、投資の基本は損切にあることを改めて教えられた。財産を守れない者が増やすことはできない。何のために増やすのか明確にしていないと行動できない。投資に限らず自らの中に行動原理・マイルールを持っていないと何となく流されてしまい損失を被る。投資においては金額という明確な形でそれが現れる。具体的な方法や対応は個別に学んだり考えて取り組めば良いだろう。政府の資産所得倍増計画に踊らされることなく投資に向き合っていく役に立つと思う。これからも時々読もうと思う。2022/09/02
たいけい
1
５回目読了。繰り返し読むことで世間一般に持たれている相場に対するイメージや心象、取り組み方が実際の相場とかけ離れているかを教えられる。決して楽をして大金を儲けられるものではない。相場の道理に沿ってなすべきことを慎重に継続しないと、間違った行為はすぐに損失という形で思い知らされる。短い文章の中からどれだけの教訓を読み取れるかは読者の相場経験によるのだと思う。チャートで環境を認識し、適切なポジション・サイズと損切を設定し、時機を見計らって仕掛け利食う。それに必要な安定した心を今後も繰り返し読み養っていきたい。2021/04/02
たいけい
1
３回目読了。お金とは何か、投資と投機、ゴール、リスク、チャンス、知恵と知識、希望と不安、行動、孤独、忍耐、楽しむ、継続は力なりの全12章。いずれも６～８頁。１年間の雑誌連載が元。お金とは何かをまず考察している。金銭的価値に留まらず情緒的価値にまで及ぶプロダクトであるという指摘には頷かざるを得ない。利益を上げたいという点はおよそ誰しもに共通する。だがなぜ儲けたいか、その理由は人それぞれ。利益を求める理由を明確にすることが投資の第一歩。そこを誤れば予期せぬところへ自分で自分を追いやってしまうことになるだろう。2020/11/10
たいけい
1
短い記述の中に豊かで刺激されることが簡潔にまとめられている。読んですぐに儲かるという類のものではない。しかし読まないで長く投資に取り組むことは厳しいと思う。勿論、投資についてはこれだけを読めば良いというものでもない。他にも読むべきものがある。だがそれは一般に思われているような手法についての本だけではないことを、この本は気づかせてくれる。投資を始めたのはなぜか？本当にそこへ向かっているのか？そのために必要な学ぶべきことは手法だけでなくマインドや資金管理であることを気づかせてくれる。あとがきに代えては次回に。2020/08/25
