内容説明
資本市場研究会では、社債市場の実務に精通したメンバーによる『我が国の社債市場の現状と展望に関する研究会』を昨年５月に設置し、社債の発行市場、流通市場、投資家、格付け、決済制度等、さまざまな角度からの調査研究をすすめてきた。本書は、その研究成果をまとめたものである。
目次
社債発行の機動性
社債のプライシングにおける諸問題
補論 スプレッド・プライシング方式に関する投資家からの一考察
引受審査について
格付けをめぐる諸問題
社債投資家の抱える課題
地方投資家＆政府系共済の社債投資における問題
証券会社の中立性とは
社債決済制度の改革について
社債管理制度について
投資家から見た社債流通市場の透明性
ブローカーから見たセカンダリー・マーケットの透明性
国内「ジャンク債」市場の必要性と課題
福岡県新金融システムについて
